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音楽で拡がる輪

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2006年7月26日 (水)

Takes On Pasolini/Farao,Vitous,Humair

梅雨空もお終りそうなのかしら?梅雨明け宣言ってでたのかしら?
なんだか、ぐだぐだ、、してしまったので、、よくわからないんだけどぉ。。
まだなら、、、私的梅雨空的覚醒の一枚、となるし、、
あけたなら、、、夏ばて対処的覚醒の一枚、となるし、、
ようは私的覚醒の一枚、その3。。。

Antonio Faraoはイタリアのピアニストです。
巧い。アグレッシブ。硬質で、クリアなタッチで、ハイスピードで走りまくる完全無欠な硬派なピアニストのイメージ。モードの鬼って印象。
なんとなく、アルバム集まってるのですが、聴けばどひゃ~んとかっこいいのですが、心に染み渡る、ってタイプともちょっと違う。。。等と思っていたのですが。。
が、、がぁ、この一枚前のアルバム?「ENCORE」がかなり賛否両論にわかれてて、それを読んだとき、逆にいつか、、手に入れるぞぉ、、って決心してたにもかかわらず、、(^_^);まだ、、聴いて無くて、、
なぜか、気づけば、この豪華なメンバーのアルバムが手元にあるじゃありませんかぁ。
あはは。。(^_^);;;;;;;(絵文字は便利よねぇ)

名前は、並列表記ですが、アルバムは、ファラオが敬意を表してる、同じイタリアの映画監督のPIER PAOLO PASOLINIに捧げられたもののようで、PASOLINIの映画に使われてた曲と映画よりファラオがインスパイアされたオリジナル曲4曲からですので一応リーダー的存在。
曲目のところで、「/」が入ってる演奏は、左が、映画タイトル、右が、曲名。
PASOLINI監督の独特の世界は、少し知ってるだけなので、そちらからのアプローチは全くできませんが、アルバムからはファラオの想いが怒濤のごとく伝わってきます。
しかし、メンバーを観ておわかりのように、ピアノトリオであって、ピアノトリオでないといった感じ。
全員参加型、三者でのがぶりよりインタープレイを信条にした、ある意味、格闘技編的アルバムではあるようなきがいたします。。。まぁ、ヴィトウスが、、あぁユメールが、、って、ものでしょう。

一曲目冒頭、、まるでウォーミングアップのような3人の音だしはじめは、リスナーの期待感を高め、いきなりはいるヴィトウスのソロに、なんとなく、アルバムのコンセプトがみえてくる。ファラオのピアノが鳴り始めても。ヴィトウスのアグレッシヴな追撃はつづくし、それに呼応するファラオ、わずかな隙も見逃さないユメール翁。しかし、「翁」健在だぁ。前から好きなんだけど、ホント長生きしてくれ、って感じ。
なんて、想いが伝わったのか、2曲目はドラムソロからはじまる。(笑)
と、先に踊り出すのはヴィトウス!二人の繰り出すリズムの上に、アグレッシヴ展開するファラオフレーズ。三つの波が、絡み合ったままジ・エンド。
4曲目は、ファラオのオリジナルの気品ある哀調ある美しいバラード。
映画のワンシーンに流れそうな素敵な演奏です。間にはいる人目を忍んで涙を浮かべるような切なさのあるヴィトウスのソロも印象的。この曲好き。。
続く2曲は、アルバムの陰のような部分。少し重苦しい空気感が漂い、ちょっとフリーになったりもしてますが、難解で頭を抱え込むような演奏でもなく、計り知れない「絶望感」のようなものを表現したかったのかなぁ、、って、おぼろげに思う感じです。
3曲、オリジナルが続くのですが、どの演奏でも3人のスリリングな展開が続きます。アップテンポで鍵盤をところ狭しと動き回るファラオはやっぱり、ピアノ巧いなぁ、って。
流暢だよなぁ、、
なんて、聴き入ってると、最後の曲。
ゆったりと、スローなバラードになり、、ベースがテーマを奏でる。。ピアノが丁寧に、、静かに、、唄う。。。。
ほとばしったからだの熱さを愛おしむように、余韻を愛でるように。。
どうなんでしょう、ファラオが、今まで築きあげた、彼らしさ残しつつ、、情緒とか叙情とか、そういった心のひだのような部分の表現に、何歩も何歩も踏み出しているのでしょうか。。。。

今時珍しい、50分ちょっとの演奏。
でも、中身がぎっしりなので、ものすごく濃い時間を感じます。
好き嫌いはおいておいて、、この演奏で覚醒しないと、永遠の眠りかもぉ。

1 Mamma Roma/Cha Cha Cha
2 Mamma Roma/Stornello
3 Una Vita Violenta/Serenata Cha Cha Cha
4 Medea
5 Porcile/Julian & Ida
6 Porcile/Percorso Malinconico
7 Teorema
8 Stella
9 Oedipus
10 Una Vita Violenta/Irene
11 Una Vita Violenta/Theme Song

Antonio Farao - piano
Miroslav Vitous - bass
Daniel Humair - drums

ライナーのね、中にね、3人が肩をくんだ写真があるのですね。
ど真ん中は、ヴィトウス。豪快な笑顔。満足そう!
そうでしょう。。そうでしょう。。。



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JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: これ聴きたいのだあ~~~!!!
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ヴィトウスの久々のピアノトリオ盤!チックのところと、スティーブキューン、その他そんなに多くない貴重な編成だと思う。ファラオとユメールならすごく期待できそうで、見つけ次第ゲットしたいと思っておりました。
50分ちょっとってのがまた期待大!

TITLE: とりあえず・・・
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私の方から先にトラバさせてもらいますねm(__)m

TITLE: ちょっと関係が
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ありそうなので、私もトラバさせていただきますね。
ヴィトウスやっぱり凄いですよね!
うちの記事のも一応トリオですね。
ペトルチアーニ、ガッドとやったというフランスのジャズフェスティヴァルでのトリオの演奏が聴いてみたかった!
失礼します。

TITLE: あ~、是非是非♪
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せきぐちさん

うん、面白かったです。
おもったより、ず~~と、おもしろかったです。
私的には彼のカブがあがったのだなぁ。

>ヴィトウスの久々のピアノトリオ盤!チックのところと、スティーブキューン、その他そんなに多くない貴重な編成だと思う。

キューンのアルバムもよかったんだよなぁ。
う~~ん、聴きたくなった!!キューンのアルバムって、かなり思い出満載なんですよね。(^_^)
私はファラオのアルバムって、積極的に手を出してこなかったのですが、
これは、悪くないとおもいます。

>ファラオとユメールならすごく期待できそうで、見つけ次第ゲットしたいと思っておりました。

映画音楽って、事で凶か、吉か、って感じもあったけど、それって、ファラオ的にはプラスだったきもします。
そう、、50分なんだけど、なにせメンツがメンツで。。
なんつうか、、カロリーメイトいっぺんに4本くらい食った(げふっ)って、感じだぜぇ。

TITLE: あ~
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naryさん

やはり、駄目でしたね。。

>私の方から先にトラバさせてもらいますねm(__)m
ありがとうございます。
うん、この後また挑戦いたしますね。
ファーストカンパニー聴いたんですね!
なんか、感触わるくなかったようで、一安心。。(^_^);

TITLE: むむ、、それも凄そう!
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オラシオさん

わ、なんかお久しぶりです。
って、オラシオさんところコメントできるようになったのですよ。
私もダレクの記事にとびつきたかったのですが、、、
ダレクの話題のアルバムももってますし、新しいのももってるんですよ。でへへ。まぁ、、おっかけ?
明日にで、おじゃまします。
そう、おぼえてますか?前にあのアルバムのお話しましたよね。
どっちでしたんだろう。。。パスカのところでかしら?

>ありそうなので、私もトラバさせていただきますね。
>ヴィトウスやっぱり凄いですよね!
ありがと。凄いですね。

>うちの記事のも一応トリオですね。
こちらからも、とらばしちゃいますね。

>ペトルチアーニ、ガッドとやったというフランスのジャズフェスティヴァルでのトリオの演奏が聴いてみたかった!
え??ガっどなの?
なんか、、意外。な。。かんじ?そうでもないのかしら??

TITLE: 夏対策がこれですか、すごい。
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古い記事なのにTBありがとうございました。こちらもTBさせていただきました。
ユメールに乾杯ですよね。
このアルバムが夏覚醒の対策ですか。バイタリティありますね。戦う姿勢が見受けられますね。こちらなどは協調路線。うまく乗り切りたいのでよろしく路線であります。本日準備いたしました。

TITLE: ごめんなさーい
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夏対策、
夏対策これですか、すごい。となんと投稿クリックを間違えたみたい。もうしわけない。すきなん選んであとはすててください。

TITLE: 梅雨あけですかね。。
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monakaさん

>古い記事なのにTBありがとうございました。こちらもTBさせていただきました。

いいえ、ラングレンもしちゃおうか、っておもいましたが、、
探せなくなりました。
私も戦う気はなくて、、ええと、ぼや~~んと、した頭を目覚めさせるアルバムをかけて、生きてる実感をつかもうとしております。はい。
コメントが沢山ついてる!って、一瞬元気になりましたから。。
謝らないでくださいませ。

TITLE: トラバありがとうございます。
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ちょいと多忙だったもんで,ブログから離れていました。今日からまた復活です。

少し時間が経ってしまいましたがこちらからもトラバさせていただきます。

実は1月に僕のブログで「ファラオ度が低くてあまり面白くない」みたいな事を書いちゃったかもしれませんが,その後本作を聴きこんでいくと,彼の柔らかい部分が表出した,なかなか素敵なアルバムであると理解できました。まあ,「encore」の方が好きは好きですが。

結局,ファラオのアルバムに今の所ハズレなしです。

TITLE: お元気でなによりでしたぁ。
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クリスさん

大変でしたねぇ。。って、お医者さんていつも大変よね。。。
お父様が具合が悪いのかなぁ。。。って、ちょっと心配しました。

>少し時間が経ってしまいましたがこちらからもトラバさせていただきます。

あは、また、来てないんですよね。どこにいちゃったかしら。

>実は1月に僕のブログで「ファラオ度が低くてあまり面白くない」みたいな事を書いちゃったかもしれませんが,その後本作を聴きこんでいくと,彼の柔らかい部分が表出した,なかなか素敵なアルバムであると理解できました。まあ,「encore」の方が好きは好きですが。

エマさんって、フリーの好きなギター屋さんなんだけど、、
以前にえらく、「encore」を気に入っていたんですよね。気持ちいいって。。
どうにか、中古で!っておもってるんですが、、
無理かな、、、東京に中古仕入れにいきたいなぁ。
なら、通販したほうが格安よねぇ~♪

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