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音楽で拡がる輪

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2006年7月 7日 (金)

Casa Dolce Casa/Trio Montmartre

Trio Montmartreは、パリに在住のNiels Lan Dokyが日本のからの依頼で編成した?ピアノトリオで、既に4作(フランス、イタリア、スペイン、北欧)でてる。
それぞれが、各国へのオマージュ盤つう事になってる。これは、2002年の作品です。
で、私が、持ってるのはイタリアとスペイン盤。
先日、ダニエルソンからみで、わりと左よりのアルバムかけたので、おもいっきり、わかりやすい、親しみやすいアルバムも書いちゃおう。。。

デンマークとベトナムの血が流れてる彼は、生まれたデンマークはコペンハーゲンに実在したジャズクラブ「モンマルトル」で沢山の素晴らしいジャズライブを聴いたらしい。ほら、デンマークはジャズ大国なんだもん。
現在はパリに住んでる彼なので、フランスに住んでるメンバーでピアノトリオを結成するとき、美しいフランスの郊外をすぐにイメージできるモンマルトルの地名を選んだのは、そんな意味もあってのことのようです。
さて、一枚目はフランスにゆかりあるナンバーでしたぁ。
でも、発売された事も全然しりませんでしたぁ。
つうか、、メンバー良いけど、トリオモンマルトルゥ?なんじゃ、それ、みたいな、、気分っすよねぇ。。既存の人気あるヨ、、なんとかトリオの路線かいな。。みたいな。。。(^_^);

でで、二枚目はイタリアにゆかりあるナンバーで最初のメンバーで録音する予定だったのが、、あのアメリカを震撼させたテロ事件で、ベースのムタンが帰国できなくなったので、かねてよりドーキー兄(弟はベースやってます)と親交のあったLars Danielssonが担当することになりましたぁ。。
つうわけで、私はLars Danielssonがベースを担当した二枚(&スペイン)をもってるのでありまーーす。誰も、、もんく、、は、、ないっすよねぇ。。

ダニエルソンが普通のピアノトリオで、イタリアンメロディ満載の、、しかも日本版です。
普通なら、なんじゃ、、これ、って企画ものだって、、、そりゃ、買うでしょう。。
しかも、え~、だめ押しのようにスィングジャーナルの「お札」まで、ついてます。。(^_^);
え?あなた、ゴッドファーザーのテーマとか、アベマリアとか、、ひいてるんですよん。イタリアの作曲家の作品を集めたそうなんですが・・

ピアノのニルスランドーキを初めて聴いたのは、マイルストーンのクリスマスコンピでした。そうそうたる、メンバーの中でオリジナルのクリスマスソングをリリカルで、みずみずしく透明感たっぷりの演奏をしていました。
若さにもあふれていて、凄く素敵だった。この人誰なんだろう、って感じ。
このアルバムはジャケットからも、タイトルからも、選曲からも、スィ~トな、ロマンティックな午後のティータイムジャズの路線ねらいなのかもしれません。
そんな路線はジャズにはないとおもうけど、ちょっと、ひけるよなぁ。。

しかし、ここでの彼の演奏は、以前の美しさの他に、演奏に厚みやしたたかさが、良い意味で加えられています。
選曲はべたべたべた、ですが、演奏内容は、意外とアーティスティックなのです。
静かにメロディかなでるだけの、ラウンジミュージックじゃないんだけど。
そして、全編でたっぷり、ダニエルソンの歌心たっぷりのアコースティック魂(イメージ、イメージ)満載のソロが聴けちゃうのです。わぁ~い。
値段は泣けたけど。いまなら、中古もたっぷりあるんじゃないだろうかぁ。。

一曲目からマイナーなメロディをドーキーが美しく、優しく弾き、むねをなで下ろしてる私にいきなり衝撃的な演奏。ダニエルソンの語りかけるようなベースソロ。
テーマからインスパイアされたドーキーの苦み走ったソロもクールで熱い。
2曲目グルーびぃで疾走感のあるドーキーの演奏をうけてダニエルソンの瞬発力のあるソロは、ダニエルソン節ですかねぇ。。もう、無駄な力は抜けちゃって、誤解されそうなんですが、楽々とはやいパッセージなどもこなしちゃって、遊び心も感じるソロで、なんつうか、ただただ、うれしいで~す。
エスタテにいたっては、目立っちゃいないけど、素敵なベースライン聴いてるだけで幸せっす。と、ちゃんと、切ない、身も心もささげちゃったような、ソロが用意されてましたねぇ。。。いやぁ、こうきますかぁ、って感じ。彼のソロの素敵な心情的メロディから、すぅ~と、エスタテにもどって、ドーキーに繋がって、ほんと、普通のことが、とっても素敵♪普通の事、素敵でないバンド多いよねぇ。

と、つづく曲、どの曲も聞き覚えのある曲ばかりです。曲名しらなくても聴くと、こころにボンと浮かんでくる曲ばかりです。
イタリア曲は、切なさ哀愁をせなかに感じる曲が多く、、
ドーキーも泣けば、ダニエルソンも泣く。。。私も泣く。
Ave Mariaにいたっては、テーマをベースがピッチカートでとる演奏にはじまり、厳かな雰囲気をトレモノ風の効果も使い、(いいっす、このくらいなら!)本当にピュアな気持ちにさせてくれます。

ジャズでは無いイタリアの曲で、ジャズ語を使って心情を語る、、、決して軟派な午後のティータイム路線ではなかったのでありました。(まだ、言ってる)
ドーキーのセンスのよいアレンジが、Love Theme From "The Godfather"のような曲も嫌みなく、自然な感じできけます。
そして、彼の人情味のある叙情豊かな調べをかなでるピアノも、もちろん素敵なのですが、ベースのダニエルソンは、本当にどの曲でも素晴らしく唄う。。
ドラムのバース交換なんぞもする、オーソドックスにジャズを演奏してる内容なのでですが。。。
ヨーロッパでのタイトルは「イタリアンバラッズ」らしいですが、5曲目のように三位一体になって熱くなってるような演奏も少なくなく、オリジナルのブルージィな曲もあったりと、、、あっというまに11曲おわってしまいます。

しかし、イタリアンソングは、日本人の情緒にぐっっと、きますよねぇ。。
ドーキーの濡れるようなしっとり感と、ダニエルソンの切れ味はいいけど、優しく暖かなベースのサウンドで、、
おもいいっきり、愛の世界に浸りましょう!はい~っ♪
あ、七夕だし、、って、忘れてた!(星ジャズもよかったなぁ。。)

1,Tu Si Na Cosa Grande
2,La Vita E Bella(Life Is Beautiful)
3,Estate
4,Medley:Prelude~Caruso
5,Che Vuo Sape
6,LoneTheme From "The Godfather"
7,Ave Maria
8,"K.S."
9,Che Ore So
10,Home Sweet Home
11,Il Volo(My Love)

Niels Lan Doky (P)
Lars Danielsson (B)
Jeff Boudreaux (Ds)

ええと、全曲、ダニエルソン節がきけちゃいます。
ヤンソントリオでの、ストイックさはないけど、彼の歌心は充分過ぎるほどかんじられるはず。
つうか、感じちゃってます。はい。(^_^)
梅雨空の青空的一枚?(え!無理矢理梅雨にいかなくてもってか?)




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JAZZ」カテゴリの記事

コメント

TITLE: dokyは注目です
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私実は弟のクリス・ミン・ドーキーが好きです。ドーキーブラザースと一緒のことも多いし。NIELS LAN DOKYも大好きなニールス・ペデルセンの筋で聴いていたのですが、最近トリオ・モンマルトルという名で、サンプルも甘く感じて手がでない状態でした。
Lars Danielssonだったですね。気がつきませんでした。ちょっと困りました。たぶんよいとこは良いと思うのですが緊張感ありますか。日本企画のがっかりする点だと思っています。

TITLE: ドーキーさま
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monakaさん
>私実は弟のクリス・ミン・ドーキーが好きです。
おぉぉ、先日、Kasper VillaumeのHandsで、かっこよくきめてましたよねぇ。

>Lars Danielssonだったですね。気がつきませんでした。ちょっと困りました。

これねぇ、、退くきもちはわかるけど、全然悪くないんですよ。
緊張感といっても、いろいろあるし、、
趣味嗜好もあるので、買えなんていってないのですが、、

もう一枚、スペインのナンバーを取り扱ってるほうが、甘さは少ないです。
ええとね、スペインの曲、ドラマチックなものおおいから。
このアルバムの(両方)ドーキー、悪くないですよ。
ミスタッチかなぁ、、って思う音もたま~~にあるけど、それよりも軟派な路線のナンバーをジャズをしきる意気込みみたいなのが、感じれれて気合いはいってるんだけどな。
でで、ダニエルソン好きなら、絶対一枚は持っていてそんではないですって。
ものすごく、かっこいいから!
あまり、人に買ってみれば、っていわないんだけど、
うん、最中さんなら、すすめちゃう。スペイン、、どう?
企画盤かもしれないけど、かっこいいよ。
すくなくとも、私的にはどっかの裸のジャケットの年金アルバム買うんだったら、絶対こっちだな。
ま、両方買わない、って賢い選択もあるけど(^_^);

うん、スペインかしてあげようか?

TITLE: Re:Casa Dolce Casa/Trio Montmartre(07/07)
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ぜひ聞いてみたいですね。
ニルスの透明感のあるピアノの響き、大好きなんですよ。

自分が現在やってるアコースティック・カルテットでドーキーブラザーズのアルバムに入っている“My One And Only Loveとクリス・ミン・ドーキーのアルバムに入っているEvery Breath You Takeのアレンジを実はパクッています。
Every・・・”はもう一つのファンク・バンドの方でも取り上げている曲です。

Suzuckさんに聞かれたら一発でばれちゃいますね。

TITLE: おぉぉ。
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HIROさん

貸し出ししますぜぇ。
先日のタイの王様の曲のギター集といっしょに(^_^);
でも、お客さんにヒロさんが選ぶ音楽趣味いいですよね、っていわれてたものね。。
なんか、きがひけますねぇ。。内緒できいてみますか?

是非、ドーキー弟だけでなくて、ダニエルソンのベースもきいてやってくださいませ。m(__)m
つうか、、ヤンソンとか、、聴かないの?
考えたら、蕎麦経由でつながったので、このへん、ナンにもおっついてないですよね~。
食べ物の趣味は、いっしょでご「ざる」。。(^_^);
そう、、つい、、このあいだ、、あ、コルトレーン好きなの?っておもいましたです。はい。

>ニルスの透明感のあるピアノの響き、大好きなんですよ。
おにいちゃん、結構熱く演奏にいれこんでますよん。

>Suzuckさんに聞かれたら一発でばれちゃいますね。
大丈夫。軽度の認知症だから。(^_^);;
たまに、、ねっとで徘徊してるけど。。

うむ、、うむ。。。
そのうち、お客さんになれるといいのですけどねぇ。。
なんせ、ねぇ、、、
蕎麦もままならないのですよねぇ。。
では、では、、

TITLE: 貸し出し
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ぜひぜひ、王様CDと一緒に貸し出してください!
って、王様CDって言ったら違う人のCDみたいになってしまいますが・・・。
あ、そう言えばこの間、違う方の王様のライブを見ましたが、それはそれでまた感動しました。あの方、本当にギターがうまくてびっくりでした。

コルトレーンは我が心の神様です。
自分がJAZZをやる上での大切なベクトルを示してくださった方なので。

CDお借りするときにナンを数枚焼いて行きましょうか?

TITLE: ナンでございますか!
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HIROさん

ナンって、作るときに強力な握力?いるんじゃないですか?腕力かな。。?
やっぱ、クライミングとベースで鍛えてるだけありますよねぇ。
って、普通はむすびつかないよねぇ。。
すいmせん、裏ネタで。。
ハードボイルドな、ベースプレイが期待できちゃいますよねぇ。

>ぜひぜひ、王様CDと一緒に貸し出してください!
はい、いいですよ。
そのうち、お店の住所しらべて、そこに送りますよぉ。
HIROさんのナンは美味しいとおもうけど、礼はいりませんぜぇ。なんせ、お友達ですからぁ。
でも、もしも、食事に行けるチャンスがあったら、本格的な調味料つうのを、、教えてやってくださいませ。

>あ、そう言えばこの間、違う方の王様のライブを見ましたが、それはそれでまた感動しました。あの方、本当にギターがうまくてびっくりでした。

って、誰なんだろう?すいません、全然思考がつながっていきません。。
ギターの神さま?てこと??

>コルトレーンは我が心の神様です。
そう、、今は、いつも、毎日聴くわけはないのですが、ある時期、私の心を虜にしてくださいました。
今でも、とても大切なおかたです。。

TITLE: 楽しみましたよ
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記事読むと聴かないわけいかないし、どうもフェバリット関連で聞き込みが続きそうですね。感想をUPして、題目違いですがTBさせていただきました。Doky好きなので続けます。今日の貴殿の記事のCalderazzoも好きなので関連して行きます。宜しくお願いします。

TITLE: あ、良かったよかった!
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monakaさん

とらばありがとうございます。
あとで、私もトラバしますね。

>記事読むと聴かないわけいかないし、どうもフェバリット関連で聞き込みが続きそうですね。
と、なんだか、散財させちゃったようですが、
歴史に残る名盤とはいいませんが、だ盤ともおもってません。
あそこまで、ジャズに関係ない曲がならんでますが、彼らのミュージシャン魂みるようでおもしろかったです。
べたな曲ほど、ドーキーのインプロに冴えが渡る気がしますし。
ど根性だ~い。

>今日の貴殿の記事のCalderazzoも好きなので関連して行きます。宜しくお願いします。

やだん。。。貴殿って?私?わぁ。。。....

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