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音楽で拡がる輪

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2006年3月22日 (水)

May Day /Emanuele Cisi & Paolo Birro

二人ともイタリア生まれです。Emanuele Cisiはもしかしたら、現在フランスにすんでるかもしれません。ナタリーロリエはじめ、かなり今日的においしいメンバーで録音した「隠れた天使」、というアルバムが、ちょっと話題になったサックス吹きです。聴きましたかぁ?これはちょっとコルトレーンがいちゃったりするアルバムなんですが、ロリンズライクなアルバムもありまーーす。テクニックももちろんなのですが、歌心重視、ってヤツでしょうかぁ、、朗々とおのれの道を行く感じですよね。

Paolo Birroはどうかな?この人の「Fair Play」って耽美的なピアノトリオの作品はファンが多いのでは無いか?っておもうのですが、絞り込まれた必要な音をだけで、曲を歌いあげ、私の好きなロータスブロッサムをロマンティックに奏でていたのが印象的です。聴きましたかぁ?
そう、表現がちょっとマイナスっぽいのですが、趣味の良いピアノ、ってイメージぴったりなきがします。最近のピアノトリオブームには乗り遅れたようですが、マイペースで結構、、と、素敵なアルバムに結構参加してます。
私的には彼がいると、買いの衝動を押さえるのに苦労しちゃうピアノです。(^_^);そんなのばかりで、なかなか、「これは絶対いいぞぉ」、、ってアルバムに手がまわりません。。。

このアルバムは十年くらい前の吹き込みなのですが、年に何度か聴きたくて家に飛んで帰ってくることがあるアルバムでーーす。
二人とも結構気に入っていて、いろんなアルバム集めたのですが、このアルバムが二人の共演盤では、一番よく聴きます。かなり好き。
突然ね、タイトル曲の「May day」が頭にながれて、心が震えてきてしまうのですよね。「ちくしょ~、、聴きてぇ。。」って感じで。で、今日はそのスイッチ入ってしまいました。
まだ、、3月だし、、緊急事態も発生してませんでしたけどねぇ。。(^_^);

良いデュオの作品って、演奏だけでなくて相手の人生に共感して、、尊敬して思い入れて、とうい感じで、、どちらかの人生の晩年にエモーショナルな作品ができあがることもありますが、(以前に話題にあがった「A Little Pleasure」「People time」はこちらの秀作ですよね)このアルバムはもっと平らな意味での信頼関係や演奏での互いの理解にすぐれた作品です。
どちらが主とか支えるとか、って言う感じでなく、自然ま感じで相手の言葉を聴き、語り、意見を言い合って、、みたいな対等な関係、親友同士、凄く理解し合える演奏者の立場とか、、そんな感じで演奏を凄く楽しんでいるのが伝わってきます。
互いにインスパイアされ、作品からは暖かな友情、とか、愛、みたいな言葉がうかんできます。文句ある人は相当心が荒廃してると察しますので、ご注意を♪(冗談!)

Emanuele Cisi の曲が3曲、 Paolo Birroの曲が3曲、他にスタンダードなど3曲いれて構成的にも良いバランスです。
二人とも素敵なオリジナルをかくのですが、特にシシの曲って、どこか遠くを眺めるような、遠くに行きたくなるような、、現実逃避行的なメロディ(^_^);;で、なんか、好きなんですよね。一曲目のMay dayは、彼のそんな漂うような視線が、誰もが心にもってる郷愁を呼び起こすような曲で、たまに頭をぐるぐる巡ってしまいます。スタンダードのAlone togetherもLong ago and far awayも原曲を生かしながら、、お互いの世界を往き来して、アグレッシブな演奏をみせるスリリングな展開も、本当に何気なく行われていて彼らの信頼の深さを感じてしまいます。
どちらかと言えば、静かに、でも、決して退屈ではない、濃い時間が流れてる。フリーキーな音もでちゃったりして、見た目以上に熱いのです。
どちらかと言えば、、耽美的で音数の少ない、って印象のビッロですが、シシとのインタープレイではかなり饒舌。でも、やり過ぎない、、、バランス感覚。。絶妙ですよね♪
兎に角、かなりの仲良しぶりを聴くことができます。はい。


1. May day
2. Alone together
3. Onde
4. Surrey with the fringe on top
5. La notte delle lucciole
6. Alcool
7. Long ago and far away
8. Inverso calypso
9. Neve in citta

Emanuele Cisi - Tenor sax
Paolo Birro - Piano

私的にちょっとご無沙汰してたこの二人が、新譜で続けてでてまして、
Emanuele Cisiは、ストリングスも2曲ではいってるちょっと面白そうなアルバムでした。もちろん、ビッロもいます。
それから、ビッロは以前好きなんだなぁ、、って、ぼやいていた、Mauro Negriの新作でもピアノ弾いてます。ネグリは、ちょっと暴れん坊のジャズクラの奏者です。昔のアルバムでは、ギターとピアノ(ビッロ)で、ファニーメンというアルバムあったのですが、今回は、クラ+ピアノトリオです。ピアノはビッロ、ベースはキャストリ、てことで、なにげに私的豪華メンバーでしたぁ。。


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JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: 偶然にも
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今,シシの新作「urban adventure 」の記事を書いていたところでした。今日はもう疲れたので明日投稿しようと「下書き」登録して,さてとすっずくさんのブログでも覗こうと見てみたら,なんと偶然にもシシとビッロのアルバムを紹介しているのでびっくりしました。

すずっくさんはもう新作聴かれたのですか。とってもこれ気に入っています。「隠れた天使」は持っていないので,これがシシ初めてです。すずっくさんは「隠れた天使」持っているのですか?

TITLE: 初体験ね。
SECRET: 0
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クリスさん
わぁ、反応あるとおもってなかったですよん。
持ってますよ。なんか、一時期気にいって、買いあさったから。。(^_^);;

>今,シシの新作「urban adventure 」の記事を書いていたところでした。

新作も、手に入れましたよ~♪
今宵の感想を楽しみにしてます。
この人ね、たぶん、クリスさん的においしいメンバーと演奏してるアルバムがあるので、よかったらほかも試してみたら。
と、、デュオだめなんだよね。これ、良いですけどね。

新作もすぐにでも聴きたいけど、ここに書いてるネグリって人のアルバムに、痺れてるし、クリスポッターも聴きまくりたいし。。
あぁ、、、って感じ。
偶然だけど、本当の意味での偶然ではないのかもね。
アンテナが同じ方を向いてる事おおいですからね。

TITLE: またトラバさせてください。
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イタリア・ジャズの懐の深さを知りました。最近曇り気味だったユーロ・ジャズの視界が一気に開けた感じです。久しぶりの愛聴盤,決定です。

TITLE: 面白いですよね。
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クリスさん
すいません、なんか、そちらのブログで調子に乗ってかきすぎました。m(__)m
>イタリア・ジャズの懐の深さを知りました。最近曇り気味だったユーロ・ジャズの視界が一気に開けた感じです。久しぶりの愛聴盤,決定です。
わぁ~愛聴盤かぁ、、
よし、心して聴いて、心して、、いつか、ブログにあげま~す。

とらばありがとうございました。

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