2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

音楽で拡がる輪

« 人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない。。 | トップページ | ラヴレターの研究/渡辺淳一 »

2005年9月24日 (土)

Urka / Luigi Martinale Quartet


我らがFabirizo Bossoさまが参加してるイタリアのピアニストのアルバムと言うことで、ご近所の大好きなヨシカワさんに随分前に推薦していただいたアルバムです。
涼しさともに、ハードバップものもええんじゃないか?って、気分にぴったりきたのがこのアルバムです。
目玉は、ボッソ、Fabirizo Bossoさま、だったのですが、ピアノ私の好みです。
超テクニシャン、って感じではないのですが、渋めというおうか、控え目といおうか、美しさと若干のかげりのようなものをただよわせ、哀愁をおびたメロディを奏でる、、お師匠さんがあのピエラヌンツだそうですが、彼のピンと張りつめた一部の隙も無いスタイルに比べると、もっと庶民的?っていうか、、なんといおうか。。。
リッラクスした感じですが、ぎりぎりの線で糖分とりすぎを抑えてる感じです。
お師匠さんゆずりはオリジナル曲のセンスの良さでしょうか。
すべて彼の曲なのですが、いかにも欧州といった感じの叙情豊かな曲が多く、石畳の古い街並が浮かび上がってきます。
美しいといっても、北欧風のひんやりしたムードではなく、少しもの悲しい雰囲気もあるメロディ、やっぱ、イタリアの哀愁、ってヤツなんでしょうね。
とくれば、ボッソだって、曲想にあわせてふあふあ漂うようなフリューゲルでの演奏で踊ります。
アップテンポのバップ調の曲もあって、緩急ついてるのですが、私、、個人的に欧州リリシズムで押し通しちゃってもよかったんじゃないかな~、なんておもってしまいます。
そう、硬派の曲では、当然、直球ストレート勝負のエネルギッシュのボッソがきけます。
とすると、アルバムの構成からすると、これでいいのかなぁ。。。

一曲目、タイトル曲Urkaは、Luigi Martinaleの冒頭の美しいピアノタッチを聴いて、まずは一安心。演奏はボッソが入って、急変しますが、始まりとしては拍手、拍手!
Unexpected Newsは美しい美しいメロディ、ヨーロッパの大御所トランペトがでてきそうな浮遊感ただようメロディ。そしてバップ調のバンドメンバーみんなでわいわいする曲をはさんで、寄せては返す波のような不思議な雰囲気を持つNews From The Pierも素敵。
中盤Open Space、The Ringとつづく2曲は大好きです。甘さと切なさがある大人のメロディ。ボッソの「粋」で息の長い演奏も惚れ惚れする。
後半、最初に美ビッと、くるのはChanging Pictures!どことなくボサ風、サウターヂを感じるナンバー。そして、Nothing Is Wrongも憂いをふくんだ素敵な曲です。最後はおもいっきり、楽しくはずんで、足もあげての?大騒ぎで幕をとじるのですが、その演出も大変おもしろかったです。

たぶん、バリバリのハードバップ、と言うよりはハードバップとポストバップの間をゆれてるかんじだと思うのですが、ヨシカワさんの言う「オセンチ」がたっぷり楽しめるイタリアの伊達男の秀作かと。。

1. Urka
2. Unexpected News
3. Yes I Have
4. News From The Pier
5. Crooked Blues
6. Open Space
7. The Ring
8. We Need A Medium
9. Changing Pictures
10. Yes I Have (Take 2)
11. Nothing Is Wrong
12. Back To The Roots


Luigi Martinale piano
Fabrizio Bosso trumpet, flugelhorn
Nicola Muresu bass
Alessandro Minetto drums

ヨシカワさんんはトラックバックできませんので、文章の中でリンクさせていただきました。
不都合あれば、もちろん変更いたします。
ピアノトリオででている「SWEET MARTA」も私には、ツボにはまりそうな感じ。
スタンダードも演奏してるそうで、是非、手に入れてみたいですね。

そう、ボッソさまは、DANIELE SCANNAPIECO新譜にも参加してまして、こちらもいずれご紹介できれば、、なんておもいつつ、
あっというまに秋がすぎるのでしょうねぇ。。

んじゃ、チャオ♪
でも、チャオ、ってまっとうな大人はつかわないんだって。
まっとうでないからいいかな?



« 人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない。。 | トップページ | ラヴレターの研究/渡辺淳一 »

JAZZ(Grazie Italia )」カテゴリの記事

コメント

TITLE: すずっくさん,こんばんわ。
SECRET: 0
PASS:
ちょっと前に投稿ですが,Luigi Martinale Quartet の『 Eyes and Stripes 』について少し触れたのでTBさせていただきました。

TITLE: あー、
SECRET: 0
PASS:
あちきも、「sweet marta」持ってるでげす。
よりお師匠さんぽいです。4曲目再演してます。
秋っぽくてよいです。

TITLE: クリスさん、こんにちは。
SECRET: 0
PASS:
クリスさん
もしかしたら、ここは初かき込み?
ありがとうございます。

>ちょっと前に投稿ですが,Luigi Martinale Quartet の『 Eyes and Stripes 』について少し触れたのでTBさせていただきました。
あ、クリスさんがリンクしてくださったおかげで、
新潟のジャズ屋さんのお話きけておもしろかったです。
新潟の今、今度、写真とれたらとってみますね。
「ケイタイ」でぇぇ!!(一眼レフが泣きますですが。。)

この記事はクリスさんだったのですね。
こちらかも、後でトラバさせてくださいね。

TITLE: こ・・こんどは、あちき?ですか?
SECRET: 0
PASS:
Groove MDさん

>あちきも、「sweet marta」持ってるでげす。
う、、女郎さんにうられました。
あの新企画、面白い。
自分はお昼は基本的にうちでたべちゃうんですけど、
たまにお外でランチするんで、その時は写真とろうかなぁ、、
って、恥ずかしくてできないや。
この人に手出してるって、ことは師匠のファンなんでしょ?

>よりお師匠さんぽいです。4曲目再演してます。
>秋っぽくてよいです。
あ、殺しモンクです。
つうか、このヘンのピアノ弱いんです。
隠れいい女なもので。(大爆笑!!!)

私、指輪してないけど、金属アレルギーだからよ~♪
意味不明。。。(^_^)

TITLE: a,Urka / Luigi Martinale Quartet(09/24)
SECRET: 0
PASS:
Suzuckさん

いやぁ。とっても、お久しぶりです。6月に掲示板に寄せていただいて以来ですね。
実は、9月6日に、「私の近しい人」(ま、家人の父なんですけど)が「生の世界」から永遠に旅立ちまして。その終焉のときに立ちあうために、しばらく社会生活から離脱しておりました。ようやく落ち着いてきたので、また、ちょくちょく寄せてもらいますね。

ヨシカワさんんはトラックバックできませんので、文章の中でリンクさせていただきました。
不都合あれば、もちろん変更いたします。

いえいえ。不都合など、なにもございません。おすすめした(押し売りした?)アルバム、気に入ってもらえたみたいで、とてもうれしいです。

「リッラクスした感じですが、ぎりぎりの線で糖分とりすぎを抑えてる感じ」って、うまい表現だなぁと思いました。そう。ぎりぎりの線で「甘く」ないと思うんですよね、私も。Jazzとしての苦味・硬質さをちゃんと保っている「オセンチ」が、たまらなく好きなんです。

Luigi Martinale、「歌うこと」が好きなんだっていう思いが素直に伝わってくる、いいピアニストですよね。トリオ作品なら、『Sweet Marta』もよかったけれど、私は、ガッツから出ている『Simple Memory』の方が好きかな。一時、おぼれるように聴いている時期がありました。

それでは、また。

TITLE: 大変でしたね。
SECRET: 0
PASS:
ヨシカワさん

>実は、9月6日に、「私の近しい人」(ま、家人の父なんですけど)が「生の世界」から永遠に旅立ちまして。その終焉のときに立ちあうために、しばらく社会生活から離脱しておりました。ようやく落ち着いてきたので、また、ちょくちょく寄せてもらいますね。
心からお悔やみ申し上げます。
故人の安らかな眠りを祈っております。

>「リッラクスした感じですが、ぎりぎりの線で糖分とりすぎを抑えてる感じ」って、うまい表現だなぁと思いました。そう。ぎりぎりの線で「甘く」ないと思うんですよね、私も。Jazzとしての苦味・硬質さをちゃんと保っている「オセンチ」が、たまらなく好きなんです。
いやぁ。。普段から糖分とりすぎに注意してますので。なんちゃって。
リラックスした世界でボッソものびのびやってますよね。
そのへん、お師匠さんのアルバムでは、ボッソも「わきまえて」いるいきがします。
今、ガッツプロのhpみてきたら、ちゃんとありますね。
おぉ、ジャケット見たこと有る。もしかして、すすめられたのだろうか。。m(__)m
う~ん、何処かでやすく手にはいらんだろうかぁ。。。

しかし、シンプル、アコースティック、スィート、、、、
トリオの名前、、どうにか、、して欲しいっす。
気持ちはわかるんですが、頭悪いので、すぐごちゃごちゃになる。
おまけに、どうせ、「あれ」みたなんだろう、ってある売れ筋の路線があたまに浮かんで、試聴もしなかった、、ものが、、多い。
最近になって、聴いたら、これって、スタンコのアルバムにいたじゃん!!
みおたいな、、大汗で、、、まったくなぁ。。。って、感じ。
Luigi Martinaleさまも、聖子ちゃんが歌いそうな、、タイトル好きです。。。ねぇ。。
もちろん、いつか手に入れまーーす。

TITLE: ちょくちょく、ということで…
SECRET: 0
PASS:
今日も、また、やってまいりました。

お悔やみの言葉、どうもありがとうございます。最後は、家族5人で病棟に10日間ほど泊まり込んだんです。病室には簡易ベッドが1つしか入らないので、ロビーのベンチで交代で仮眠をとったりして。義父は、意識がなくなり、ここ数日がヤマと言われてから、1週間以上もがんばってくれてました。人間の「生きようとする力」って、すごいですね。
つきそっていても特にすることもないので、この機会に長い物語でもひもとこうと思って、前から気になっていた、いしいしんじの『麦ふみクーツェ』『プラネタリウムのふたご』『ポーの話』を読みました。3つとも、とてもいい話でしたよ。


で、ですね。Luigi Martinaleもとても好きなんですけど、前も書いたように、今は、同じイタリアのピアニスト「Marco Detto」氏に入れ込んでます。「What a wonderful world」「Lontanno」という2枚のアルバムばかり聴いているんですけど。Kenny Barronにちょっと近い世界かな。「オセンチ」魂炸裂で、おすすめですよ。「What a ~」はwith Eddie Gomez Lenny Whiteということで話題になったみたいで、日本版も出てますね。また、機会があれば…。

TITLE: こんばんは~♪
SECRET: 0
PASS:
ヨシカワさん
>今日も、また、やってまいりました。
どうも、遠くから、ありがとうございます。

>義父は、意識がなくなり、ここ数日がヤマと言われてから、1週間以上もがんばってくれてました。人間の「生きようとする力」って、すごいですね。

生きるって、力は凄い、、時もあるし、、、
凄くないときも、、ある。
10月になると、そんなこんなで、悲しくなることがある。

>つきそっていても特にすることもないので、この機会に長い物語でもひもとこうと思って、前から気になっていた、いしいしんじの『麦ふみクーツェ』『プラネタリウムのふたご』『ポーの話』を読みました。3つとも、とてもいい話でしたよ。

不勉強で全然しらなかったけど、ネットで検索したら、面白そうだったので、名前憶えておきますね。
次回、中古本探しにいったときにさがしてみます。
私はね、ヨシカワさんが好きそうな?小川洋子の本を2冊よみました。
薬指の標本、凍り付いた香り、、薬指の標本、面白かった。

>で、ですね。Luigi Martinaleもとても好きなんですけど、前も書いたように、今は、同じイタリアのピアニスト「Marco Detto」氏に入れ込んでます。

わ、Luigi Martinaleのトリオ盤がさきかな。
でも、メモっておきますね。
秋になって、音楽聴くにもいい環境ですね。

TITLE: TBさせていただきます。
SECRET: 0
PASS:
今日,ルイジ・マルチネールのトリオ『 Sweet Marta 』の記事を書きました。ということで勝手にTBさせていただきました。では,また。

TITLE: あぁぁ!!
SECRET: 0
PASS:
クリスさん
>今日,ルイジ・マルチネールのトリオ『 Sweet Marta 』の記事を書きました。ということで勝手にTBさせていただきました。では,また。

あぁ、ムタン兄弟に乗り遅れたうえに、Luigi Martinaleのトリオ盤も乗り遅れた。。
しょんぼり。
これ、私も絶対気に入る自信あるんです!(笑)
と、入手もしやすいようだし、秋から冬にかけてどうにかしたいです。
もちろん、記事もよみました。
ますます、欲しい!ヨシカワさんもグルーヴさんも持ってるんですよ。
時間あったら、明日トラバもさせてね。

TITLE: 小川洋子さんについて
SECRET: 0
PASS:
suzuckさん

いまさらながらの、ご返事ですが。

私はね、ヨシカワさんが好きそうな?小川洋子の本を2冊よみました。
薬指の標本、凍り付いた香り、、薬指の標本、面白かった。

んが。見破られてる…。はい、小川洋子さん、とても好きです。『博士の~』が出たときに、たまたま本屋で手にとって、あんまり面白かったので、それから、手に入る本はほとんど読みました。
なんというか、「視覚」と「触覚」を刺激される作家さんだと思います。読み終わると、いつも、「何かを見た感じ」と「何かを触った感じ」が強く残るんです。
『凍り付いた香り』は、どうしても手に入らなかったので、図書館で借りたんですよ。私がいちばん好きなのは、同じ幻冬舎文庫の『ホテル・アイリス』かなぁ。これもしばらく品切れ状態が続いていて、私は古本屋をあさって手に入れました。本屋大賞のおかげで、今は重版されて、2冊とも新刊で手に入るようですね。
そろそろ、新刊、出ないかなぁ。

TITLE: 私も、良いとおもいます。
SECRET: 0
PASS:
ヨシカワさん
彼女の世界があって。

>んが。見破られてる…。はい、小川洋子さん、とても好きです。

私も、空港で暇つぶししてるときにたまたま手にとったのです。
友達と同じ名前だったので、あれまぁ~、って。
凍り付いた香りも標本のほうも、最近私がこっている、記憶の領域のお話だったので、面白かった。ホテルアイリスね、中古で捜してみよう。
逃げようと思えば逃げれるのに、自らぬるぬるはまっていくさまが、砂の女や蜘蛛の巣女のキッスなどにも重なって、人の不思議さ感じます。

星の王子様もよみました。
慣れをのぞけば、夏樹くんの方が、断然いいと、思いました。
ただ、こういう名作って何度も何度もよみなおしてるでしょ?
それって、心にしみついちゃってるのよね。
だから、夏樹の訳が嫌だって、意見も分かる。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1501936/39773328

この記事へのトラックバック一覧です: Urka / Luigi Martinale Quartet:

« 人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない。。 | トップページ | ラヴレターの研究/渡辺淳一 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ