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音楽で拡がる輪

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2005年5月

2005年5月29日 (日)

Luc's Lantern / William Parker

メンバーや曲目ジャケットの写真は、週末ジャズをみてください。

あたまに入るWilliam Parkerのベース、やっぱり、黒いです。。。
一音、一音が、下の方から揺さぶるように響いてきます。
ピアノも、それに呼応するように、シンプルで音数の少ない、そしてダークな音選び。
時たま心の中にぐっと、ねじり混んでくるような、響きです。
10曲ある曲は全部William Parkerのオリジナル。
彼の曲は、とてもシンプルなテーマです。非常にわかりやすいメロディ。
誤解を恐れずに言うなら、それは、洗練されたメロディというよりは、むしろ泥臭い感じ。
しかし、その単純なメロディは、必要に繰り返される内に、聴く側の潜在意識の中にしっかり刷り込まれてしまいます。
知らない間に、頭の中をぐるぐる、曲がまわっています。

興味があったピアノもシンプルで知的な感じ。
テンションがあがるような局面で、両手で和音みたいな時でも、
決してヒステリックな感じならずに、なんだか、度胸の据わった、姉御肌の演奏。やるなぁ。
で、時折みせる、奔放な感じが、何故か艶さえ感じてしまう。
William Parkerのような、小手先のかっこよさではなく、存在そのもを問いただしていくような演奏の中では、一緒に演奏する人間も自分が裸になってしまうのかもしれません。かっこよし。

単純なリズムやフレーズを繰り返し、そこからピアノとドラムと一つの方向に向かってなだれ込んで、統括し崩壊し、、決してノイジーとならず、とことん自己主張していく姿はやはり、一筋縄ではいかない芯の強さをかんじます。
このアルバムは決して、アヴァンギャルドな絵演奏では無いとおもいますが、やはり歴戦の勇姿ですよね。
私がここで彼から感じたものは、前衛的とか先鋭的などといった表現でなく、「原始的」なもの。
心臓の鼓動、脈打つリズム、胎動など、、、そして、地球の鼓動かな。
誰もが必ず意識せずに持ってる、リズムを、刺激して、そして、ピアノとドラムも一緒にその潜在意識のなかの何かを思いおこさせるのです。

ライナーみると、William Parkerが一曲づつに、コメントをかいてます。
これが、また、なかなか、面白い、コメント。
うん、演奏のように飾り気がなく、実に単刀直入。
おかげで、彼の曲に対する思い?は良くわかり楽しかったです。
でも、どうなんでしょ?こうやって、出してしまったたら、それはまぁ。。
聴き手がどのように感じようと、自由。
わ、そうなの?そんな意味の曲だったの?
って、、最初に読んでしまわないほうがいいかもしれませんね。
なかなか、面白いコメントで、こちらも一度読むそのイメージからぬえけられなくなるかも。。。しれないから。

私が一番気に入ったのは二曲目のスローなナンバーです。
とても素敵なメロディと演奏で、思わず胸を奪われてしまいました。
最初に聴いた時のイメージは、何故かこの地球から失われつつかるすばらしい自然でした。昔TVでみた熱帯雨林にかかる霧。。。の映像が浮かんでしまった。
そんな超普遍的な美しさをもった、叙情豊かな曲だったものですから。。。
他も、本当にシンプルで、飾り気無いテーマが多く、なんだか、子どもの遊び唄みたいだったり、何処かの古民謡みたいだったりする、メロディが多かったです。

このアルバムが、誰にでも受け入れられるアルバムかどうかは、わかりませんが、聴いた人間の、心の中に何か不思議な「塊」を残すアルバムなんだろうな、っておもいました。
いわゆる北欧的な美しさを追求するピアノトリオとは違いますが、William Parkerの有史以来の「美」学がつまってることは間違いないとおもいます。




2005年5月27日 (金)

週末は週末ジャズ。

週末ジャズの VENTO AZULさんが、クロスレビュー、って企画に誘ってくれた。
基本的には、 VENTO AZULさんが、提案したアルバムを日にちを決めて、みんなでレビュー書きましょう、ってものです。
や!これ、読んだり観るのは、面白いです。
いくらジャズや音楽に詳しい人でも、人の感性ってそれぞれですから、同じアルバムでもこれだけ感じ方も評価も違うってのが解るのはとても面白いとおもった。
でもなぁ。。。参加するとなると、ちょっと、勇気もいるし、緊張もする。
そういうのは、普段、独り勝手気ままに聴いてるの違うからなぁ。。
それに、自分が書こうと思ったアルバム書くわけでもないから、正直ひき気味。
でも、誰でも参加せきますよ、っておっしゃってたし、逆に参加しないのも自由ですって、おっしゃってたので、一応末席、、はオラシオさんにとられたので、補助席をキープしておきました。

今回は、William Parker。。。。。
おっと。。。正直、、リーダー作もってないで~~す。m(__)m

VENTO AZULさんが、William Parkerの新譜、って書いたとき正直なところ、今回はパスいたします。。って、早速申し出ちゃおう、っておもいました。
メンバーの中には、ベーシストが二人もいるし、普段アヴァンギャルドな局面をほとんど聴いてない私は、あまり、聴いてみたいなぁ、、って思わなかったのです。
でも、ネットで買えるのか検索してみたら、ちょっと、興味がわいてきた。
うん、ピアノトリオだったのです。おまけに、ピアノは日本人の女性だった。
知的な感じの繊細そうな写真と、私の中でのWilliam Parkerは、あまり結び塚なったので、、、、ちょっと、聴きたい病がでてきました。
まぁ、参加してみよう、、と、何となくおもいながらも、いろいろあって、注文するのが遅くなりました。

う~~ん、間に合わないかも、、って、内心ホットしてたら、、、
金曜日の夕方、家に帰ってきたら、ついちゃってました!!
げげ、土、日曜日は家族がみんな居るし、、何時聴いて、何時日記かけばいいのだ。。

と、、、遅れた言いワケしちゃった。。。
すいません。



2005年5月25日 (水)

100 GOLD FINGERS

久しぶりに、地元でジャズをたのしみました。
10人もいっぺんに、、、、もったいない、、、、
お祭りみたい?なんて、おもいましたが、このメンバーはやはり観てみたい。
聴いてみたい。。。

と、興奮してきました。
今回、ここが皮切りで、まだまだつづくようですので、曲名はあげないでおきます。

1,Eric Reed
2,Eric Reed & Benny Green
3,Benny Green
4,Cyrus Chestnut
5,Cyrus Chestnut
6,Dado Moroni & Kenny Barron
7,Dado Moroni
8,Kenny Barron

-------------------
休憩
-------------------
9,Don Friedman
10,Don Friedman & Ceder Walton
11,Ceder Walton
12,Toshiko Akiyoshi
13,Toshiko Akiyoshi
14,Junior Mance
15,Ray Bryant
16,Ray Bryant + Junior Mance
17,Ray Bryant + Junior Mance

-----------
アンコール??
Eric Reed
全員で、、、○○!

&がデュオです。
+が連弾です。
いつも、白人のエヴァンス系などに、メロメロなのですが、、、、
正直、「そうるぅぅ」、ってヤツにやられた!

基本的にはスタンダード中心なので、あぁぁ~って、わかる曲、(ここまででてるのにぃ、って曲もふくめて)、が多かったです。
今日、午前中に無い頭でかんがえましたぁ。
終わったら、わかる範囲で曲目もあげるつもりでーす。
って、、、まぁ、、自己満足の為っす!

今日は札幌だって♪
しかし、風貌は「年寄り」でも、、、、
指は、、、、気持ちは。。。。すげぇ!!
まじめに、感動して帰ってきました。
車で、田舎道飛ばして、約10分だった。。。



2005年5月21日 (土)

Vira vida/Nicola Stilo featuring Toninho Horta

初夏を感じるような陽ざしです。
こんな日はブラジル人にならなくちゃ!
きらきらした光のダンスをみながら、聴く一枚ですね。

以前に紹介した、Duetsと言うアルバムに続く2作目。
イタリア人のフルートNicola Stilo&ブラジルギターのToninho Hortaですね。
ガットギターと、みずみずしいフルートの音色と、まさに夏の一枚。
以前のアルバムはデュオでしたが、このアルバムではイタリア人のバンドをバックに、10曲中8曲がヴォーカル入りで、女性ヴォーカルはもちろん、オルタの歌もとても効果的で澄み切った爽やかな風がふきます。
ニコラが中心の世界なのですが、言うまでもなく、オルタ無しではこのアルバムの魅力は十分の一も無かったとおもいまいす。

ジョビンのOlha Mariaやトニーニョの曲はファンには本当にたまりません。
でも、このアルバムのすばらしさを支えてるのは、オリジナル曲の軽やかな美しさ。どの曲も個性的で、美しいです。
演奏の素晴らしさと、ヴォーカルの美しいハーモニーとが、本当に爽やかなブラジルの風となってふいてきます。
かなり洗練されたサウンドなのですが、嫌みな感じはいっさい無いとおもいます。

そして、その演奏に参加するイタリア人のメンバーには、ボラーニやゲストには、バティスタ、リタ・マルコチュリなど、個性的な面々なので、ブラジルやオルタファンだけでなく、ジャズファンにも楽しみ倍増な一枚なのです。
ボラーニやバティスタのソロの美しさもうっとりします。

そう、最期はイタリアのsenza fineという曲で、終わるのですが、私はこの曲が大好きなので、いつも、「また、かけなくちゃ。。。」って、エンドレスになってしまいます。
だって、この曲の邦題は「恋は終わりなく」って、、ね。

絶対、お買い得なブラジリアンジャズの一枚です。
今年の夏の為にいかがですか?
一応、、メンバー。
Nicola Stilo - flute guitar
Toninho Horta - guitar voice
Silvia Donati - voice
Barbara Casini - voice
Stefano Bollani - piano
Pietro Ciancaglini - bass
Roberto Gatto - drums
Alfredo Minotti - percussion
tefano Rossini - percussion
guests
Rita Marcotulli - piano on # 6
Stefano Di Battista - sop.sax on # 4 10
Marco Rinalduzzi - guitar on # 3

ねね、、私的にはすばらしい!


2005年5月19日 (木)

ティーヴィー・ジャズ・セブン

今日はジャズだけど、遊びネタ。でも、アルバムは優れものです。
A DAY IN THE LIFEで longrow1967jpさんとkotaさんが、初めって買ったレコードの話から、「男の子」らしく、TVのヒーローものについてコメントしてました。
そこに出てきた、「人造人間キカイダー」の文字を目にしたとたん、とても聴きたくなったアルバムです。お二人にも聴かせたい。。。持ってるかしら?
随分前の録音ですから、(1998)これ、知ってる、って人も多いのかもしれませんね。私は「今世紀」に入ってから、教えてもらいましたけど。
まず、選曲からね。

TV Jazz seven / TV Jazz
1, ムーミンのテーマ
2, ゲッターロボ!
3, 猫目小僧
4, 荒野の果てに ・・・必殺仕掛人より
5, みんななかよし
6, 現場へ急げ~アクション・・・太陽にほえろより
7, AFRO "LUPIN '68"
8, カルキュラマシーンのテーマ
9, 猿の軍団
10, ジローのギター
11, 戦え!!人造人間キカイダー・悪魔の笛
12, 死ね死ね団のテーマ
13, にっぽん昔ばなし

ね、TVから流れる番組の主題歌、挿入歌をジャズとして、まじ~~めに演奏しちゃおう、って企画なのです。
で、メンバー!

矢堀孝一(G)
古川初穂(Key)
新澤健一郎(Key)
八木敬之(Sax)
牧原正洋(Tp)
岡田治郎(B)
大坂昌彦(Ds)

ね?凄いでしょ。
どうせ、遊ぶなら、下世話なネタを思いっきりかっこいい演で、って感じですか?
懐かしのメロディー、オンパレードなんですが、このアルバムの美味しいところは、この先!
それぞれの曲の演奏に、「何処かで聴いたことある」元ネタってヤツがあるのです。
ええとね、アレンジがジャズやフュージョンで、誰もが耳にしたことあるような、誰かさん風であったり、あの日のあの作品風であったりしてるのです。
もちろん、元がわからなくたって、メロディと演奏で、笑って、笑って、ものすご~~く、関心しちゃうのです。
しかし、元の演奏や曲がわかると、そりゃ、100倍楽しめます。
で、演奏はお遊びの領域を越えてるので、思わず、アグレッシブな演奏に聴き入ったりしたあとに、「わ~~、そこに落ちるか」 ̄えぇ、そこに落ち着くか」、って大笑いしたり。。。
それはもう、お得な一枚なのです。
元ネタとメロディとのイメージのギャップを、ここまで見事にあまり違和感もなく、埋めてくれちゃってると、そりゃもう、涙こらえて聴い入るしか無いとおもいまーす。

コ・・コリアがぁ・・・くくっぅぅ、ぱっパッ・・パットがぁ、、うふふぅぅ。。
と、これ以上は言えましぇ~ん。



2005年5月18日 (水)

な、、生、、、でござる!

やってきました。今年、お初の枝豆!
「弥彦むすめ」が売られてました!
まだ、枝つきなので、もいで茹でるとこんなに少なくなるぅ。(T_T)
わせに品種だし、まだまだ、甘味もすくないけど。。。
この香り、食感。。。うっ。。。待ってましたぁ!
涙。

と、今日は午前中は、もう一つ初物いきました。
新茶!
八十八夜はとっくに過ぎましたが、我が家は新茶は、今日がお初。
う~ん、柔らな味と、優しい色。
私は日本人でよかったで~~す。好きなんです。お茶。
今年は寒くて、遅霜や冷害も心配ですが、一年間また宜しくね。

そう、、新茶の芽を使った天ぷら、ってのを食べてみたいのですが、、、
これって、どうすれば手にはいるんでしょうね。。。
う、このために、お茶の栽培もする??
うむ~。。。





2005年5月16日 (月)

Waltz for Debby/Monica Zetterlund - Bill Evans

Monica Zetterlundが、亡くなりました。ここ何年かは、ベッドでの生活だったようで、寝煙草による火事によるやけどが原因だそうです。残念で悲しい。

モニカ・セッテルンドは、スウェーデンの女優でシンガーだった人です。
エヴァンスと共演した、アルバムしか持ってないけど、このアルバムはとてもお気に入りです。ジャズファンの間ではこの一枚で彼女をしる人も多いと思います。
もちろん、エヴァンスがいるから、そして、cdのボーナストラックにエヴァンスの唄うSanta Claus Is Coming To Townが入ってるので買ったのですが、(それぞれもクリスマス♪(12/25)でもちょっと書きました)モニカの唄も私はとても素敵だとおもいます。私の好みです。
アルバム通して、彼女やエヴァンスの優しさ、暖かさが伝わってくるアルバムです。

たぶん、スウェーデン語である、むちゃ♪かわいいWaltz for Debbyをはじめ、
ナチュラルな彼女唄い方にぴったりな美しいメロディアスな曲ばかりです。
スタンダードや哀愁あるスウェーデンの民謡?も入っていて、そういった曲でのエヴァンスの伴奏やソロの演奏もなかなか素敵です。

モニカはいわゆる美声とは違うのですが、人が大切な人に語りかけるときの暖かな感じがじわ~、っとにじみでてくる唄い方です。
「言葉」も含めて、共演者と聴く側に静かで暖かなメッセージを伝えるタイプ。
歌唱力抜群、技巧派!、っていうのでは無いけど、歌詞が英語であったり、スウェーデン語であったりしても、彼女の「伝えよう」とするイメージは変わらずにしっかり聴き手にとどきます。
女優さんでもあったモニカ、そういう能力にすごく秀でた人なんでしょうね。。。

興味もった人は、cdだとボーナストラックにSanta Claus Is Coming To Townがはいっていて、エヴァンスのイメージが、変わる、三枚目な?彼の唄がきけます。孤高の人のイメージの強い彼も、北欧の美人の前では、楽しいひとときを過ごしたのでしょうね。
1964年真夏のストックホルムでの録音です。真夏でもサンタなのね。。。(独り言)

1.Come Rain or Come Shine
2.Beautiful Rose
3.Once upon a Summertime
4.So Long Big Time
5.Waltz for Debby
6.Lucky to be Me
7.Sorrow Wind
8.It could Happen to You
9.Some other Time
10.IN the Night

11.Come Rain or Come Shine(alternate take)
12.Come Rain or Come Shine(alternate take)
13.Lucky to be Me(alternate take)
14.It Could Happen to You(alternate take)
15.It Could Happen to You(alternate take)
16.Santa Claus is Comeing to Town(ここで、エヴァンス唄ってます)

Monica Zetterlund(vo)
Bill Evans(p)
Chuck Israels(b)
Larry Bunker(dr)



2005年5月14日 (土)

Changing Places / Tord Gustavsen Trio

Tord Gustavsenは、ノルウェーのピアニストです。
四月に来日してました。新宿のピットインと、名古屋で演奏していったようです。

中古で、知らない名前のECM盤があるとつい、手をだすのですが・・(^_^);
はずれのほうが多いです。でも、懲りずに手をだすのですけどね。
これは、めずらしく、何故かちゃんと新品でかってきました。
と、既に新しいアルバムがでていてそちらは未聴です。

沈黙に次ぐ最も美しい音・・・いろいろな解釈があるとおもうのですが、
ふと、そんなECMのテーマが頭にうかぶ一枚です。
ピアノは非常に丁寧で綺麗、上手いですよ。
当然ECMですから、、彼なりの美意識の追求もしっかりしていて、
独特の透明な空気がながれるのです・・
でも、すべてオリジナルなのですが、
メロディは私たちがイメージする北欧そのもの。親しみやすい。
北欧だって、いろいろあるじゃん?と、いう方もあるのでしょうが・・・
たぶん日本人が持ってるだろう「北欧」のイメージの美しきメロディ
・・・これに、にあふれています。
と、いいながら、何故か自分的にとっても懐かしい音楽なんです。不思議。

ベースもドラムも、そんな彼の美学にあわせ、
音と音の間を、大事につないでくれています。ベース結構すきです。
彼のピアノは、いろんな要素があるのですが、
・・・基本的にはロマンティックで秘めた美しさをもった世界。
綺麗で、何故か「懐かしい」かんじのするメロディです・・・ここがポイントかも。
人はそれを「歌謡」チックとも言うかも。。。
え?ECMだけど。。。ぉ。

1,Deep as Love
2,Graceful Touch
3,IGN
4,Melted Matter
5,At a Glance
6,Song of Yearning
7,Turning Point
8,Interlude
9,Where Breathing Starts
10,Going Places
11,Your Eyes
12,Graceful Touch,Variation
13,Song of Yearning(solo)

Tord Gustavsen(p)
Harald Johnsen(b)
Jarle Vespestad(ds)


2005年5月12日 (木)

お仕事を極める。

何となく、cdショップに勤めた人の文章、(何故自分がそのお店をやめたか)読んでいたら、なんだか、、、
去年ロンドンでCDショップを巡っていたときの事を今日ふと思い出した。
泊まったホテルから、大手のCDショップ二軒が近くにありました。
旅先で、cdショップに入る時、時間は限られてるので、いつも、ピンポイントでCD探します。
え?クリスマスアルバム。
え?ジャズの売り場でね。
出会いは何処にころがってるかわかんないからね。

一件目、一応、見当つけてチェックするけど、めぼしいものは無い。
それでも、中学生以下の英語で、店員に尋ねてみる。。
大柄の20代とおぼしき、お兄さまは、私の質問にパソコン叩いて、
自分たちは持っていない、ごめんね、
って言った、にいちゃんはニコニコしてたけど、なんだか、なぁ~っておもった。
実は、ここのショップには何枚かクリスマスアルバムがあったんだもん。
(ただし、、、全部もってましたが)

次のお店は地下にジャズ売り場は、追いやられていた。面積は結構あったけど。
わぁ~もしかしてジャズって、何処でも冷遇されてるのぉ?
カウンターの中にいるのは、なんとなく。。。知的な感じはするけど、もの静かそうで、とっつきにくい感じのおじさま。。。
私の前に、ラテン系の女性つれのお客と紙ジャケの話ししてて、日本のアルバム何枚か拾い上げてきてみせていました。す・・素速い。
見た目は、運動系神経ゼロ、って感じですが、ささ~と、店内動いて、
ぱぱぱ~っと、cd拾い上げる。。。無駄な動きはほとんど無い。。。

ほぉ。。。このストイックな感じ、、、久々職人芸がみれるかも。。。
クリスマスアルバム探しながら、そのお客さんが立ち去るのを待つ。
おじさまとのツーショットタイムがやってきた。。。
さっきと、まったく、同じ質問をする。。。私。

にこりともしなっかたけど、大きくうなづいて、すぐさま店内まわって、幾つかのクリスマスアルバムすかさず持ってきてくれました。
わわ~、さっきと同じだぁ。
一回、ミスったけど、ほとんどまっすぐ移動した場所で、クリスマスアルバム拾い上げる!
たぶん、彼はあそこのショップにあるアルバムはほとんど把握してる。
と、おもわせちゃう、自信にみちた動きなんだなぁ。。。(うっとり)
そして、カウンターに並べて「簡単」に説明する。
。。。。。
簡単でないと、私は理解不能、ってんもよくわかってるよう。。です。はい。
でも、持ってるアルバムばかり。。
と。。。
あぁ。。。あ、これ、持ってない!
おじさまが、我々の国の有名なミュージシャンだ、って言った、アルバムを手にとる!
げげ、でも、TOMMY SMITHじゃん。じゃーーーん。
(一枚ダニエルソンが居るからもってるんだけど。。つまらんかった。。。)

でも、おじさまの素敵な仕事ぶりに感謝して、
クリスマスコンサートを買う。。。はぁ、出会いは大事に。。
他は、全部持ってる、って言うと、おじさま、目を大きくあけた。
(あ、かわいいじゃん)

さて、今日は何がいいたいか、って言うとね。。。
こういう人居れば便利ですが、基本的には普通は前者のパソコン使いのにいちゃんで十分って、言えば十分。
でもね、ジャズの売り場などでの「迷える子羊」へのサービス、って観点から考えたら、にこにこ顔のサービスより、(スマイル=ゼロ円ですか?え~?)
後者のおじさまの方が、居るだけですげぇ~サービスになるよね。
まぁ、このおじさまが、にこにこしてれば、一番いいんだけど。。ぉ。

ただ、組織的には彼が休んだ時に同じようなサービスできないのはこまりますよね。
誰にでも動かせるパソコンのシステムってのは、そういう意味で重要なんだけど。。。
あと、ベテランは賃金高し。。。若いにいちゃんでもパソコンあるなら、、、ねぇ。。。

こんな世の中になると、人の頭の中に蓄積されたデーターほど、
やっかいなものは無いのかもしれない。。。
評価も難しいし。
たぶん、パソコンのほうが彼の頭の中のデーターより、情報量は多い。
でも、あの売り場では、きっと彼の頭のデーターのほうが、的確。
勝ってる。。。パソコンは「今のところ」動けないし。。。。

平均的なサービスって事考えると、頭やからだに「特殊技能」もったヤツは、むしろ組織では「浮く」のかもしれない。。。邪魔なのかもしれない。。。
どうなんでしょ?
う~~ん、なんだか、明るい未来は、少し寂しい。。。?


2005年5月10日 (火)

はじめてのJAZZ。

リンクして頂いてる mikosan28さんがご自分の日記「あらかると」の5/6に
ほぼ日刊イトイ新聞 - はじめてのJAZZ。について書かれてました。

山下洋輔、タモリ、糸井重里の3人がジャズにかかわる、いろんな疑問にわかりやすい例えでこたえて行く企画でーす。
メンバーみれば、ジャズのアルバム買うときのように、大体内容は予想できますよねぇ~♪
うん、面白い!
これって、以前に、同じような企画をしていて、友達に教えてもらって、大笑いしながら読んだのですが、今度はどうもそのライブ盤?のようです。
すでに、今日のぞいたら、14回になってました。まだ、続くみたいですね。

いろいろ、為になる、、、って事はこの際忘れちゃって、
笑ってしまいましょう。。。ジャズ好きなら絶対笑えます!
大笑いしたところはいろいろあるんですが、私に大受けだったの一つは、
大まかに言ってしまうと、演奏って会話みたいなもん、ってところから、
ブルースは、「愚痴」なんだ、ってみたいな例がでてきます。(これも、大笑いなんですけど)そこから、タモリのお言葉。。。

---------
タモリ  

ブルースの愚痴が、ジャズにも入っています。

アドリブのなかには、
ジャズマンのくりごとが入るんです。
「俺はこんなふうに、たいへんだった!」
だから、ジャズは、きくんじゃなくて、
きいてあげるもの、なんですよね。

(糸井さんのあいのてが入って、、)

ええ。
ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅいってるのを、
「あ、そう?
 ほんとぉ?
 苦労したんだなぁ」
と、きいてやるのが、
ジャズを好きになる人なんです。
------

ほぉ、、、私って、いい人なんじゃん!!

って、ね?面白いでしょ?これみて、ん?って、人はきっと読んでも面白くないかもしれない。。。
そして、いくら蘊蓄すきなジャズファンでも、これに、あんまり理屈くっつけて、あぁだ、こうだぁ、言ってはいけませーん。
このトーク自体が、ほんと、ジャズのライブ聴いてるようなテンポや流れなんですもの。
一緒にのって、楽しまなくちゃ損!損!!
3人の絶妙な掛け合いを楽しみましょう!
わぁわぁ、拍手しましょう。。。足踏みしましょう。。
まさにジャズの醍醐味を「言葉」で体感できるのではないかしら?
なんちゃって♪


2005年5月 9日 (月)

our standars / Joey Calderazzo Lars Dannielsson Jacek Kochan

ワルシャワでのスタジオ録音です。一応、3人の名義なのじゃないかなぁ。。
オラシオさんから、ふられて、(ドラムがポーランドの人です)うむ~、って迷ったのですが、迷った理由は簡単です。
どうだ、これをどうしても聴いてくれ!!
って盤でも、、、ないかも、って感じなのですね。
うん、どうもドラマー以外は知らない内に?アルバムとなちゃったようです。
前にそうに聞いたきがするのですが、今、確かめてないので違ったらごめんなさい。
確かに全体としては散漫な感じは、あるんだけど。。
ただ、アルバム的な完成度は低いかもしれないけど、聴かせ所がないわけではないともいます。私は、結構思い出したようにきくのです。おもしろいもん。

私が持ってるのは、当然!ダニエルソンが居るから、(追っかけですから)そして、イタリアの伊達男、ジョーイ・カルディラッツォが居るから。
Calderazzoは、私の好きなイタリアのピアニストらしく、情熱の嵐と哀愁のささやきの両方を持ち合わせてるので、なかなかお気に入りなのです。
躍動感も、メリハリもあり、その演奏は単純のようで複雑。
ブレッカーのところで演奏したりしてるので、知ってる人は多いですよね。
そのジョーイやダニエルソンが実に、のびのびと演奏してるきがします。
人はそれを好き勝手、ともいうかもしれない。。。m(__)m

オリジナルの曲は、フリーって言うより、スタジオでミュージシャン達が戯れちゃってる時の音楽に題名つけたか?みたいな感じが無くは無い。。。
でも、Our Standardsと名付けられた曲などはそれぞれの奔放な自己主張が反発しながら、いわゆる結果とならない結果を向かえていくおもしろさに、一発勝負のスリリングな感じが楽しめたりする。
スタンダードにおいても、Calderazzoらしい暴れぶりも堪能できたりするし、
黒い瞳をうるうるさせた、耳元でのささやきもたのしめたりする。
Where Is My Duck?のダニエルソンのソロを前フリのようにいきなり怒濤のFootprints に突入したり、自由な形で演奏に望んでるのがファンとしてはうれしかったりする。
そして、My Shinning Hourのダニエルソンのソロも素敵だから、
それだけでもう良いとおもったりしちゃうアルバムなのでした。。。。
最後の三拍子?のStella by Starlightもいけてたりする。。。

ん?これじゃ、誰も聴こうとおもわないかな。。ま、独り言ってことで。

1. Prenatal Air
2. Where Is My Duck?
3. Footprints
4. Our Standards
5. There Is No Greater Love
6. We Also Like Big Womem
7. My Shinning Hour
8. Wake Up Call
9. Stella by Starlight

Joey Calderazzo (p)
Lars Danielsson (b)
Jacek Kochan (ds)



2005年5月 7日 (土)

TEMENOS / Lars Jansson ・ Bohuslan Big Band featuring Paolo Fresu

Bohuslan Big Bandは、スウェーデンのビッグバンドです。
これは、好きなピアノのヤンソンがアレンジを担当しており、フレズも参加してるので、お気に入りの内の一枚です。

今回、ヤンソンは、個人のアグレッシブな自己主張とりいれながらも、
ビッグバンドのもつアンサンブルのたのしさを
しっかり、のこしてる彼のアレンジに脱帽しちゃっています。
初めてブルーパール(これが、初体験だったけど、いっぺんできにいりました)聴いたときにとても気にいってしまった、
あの軽やかさはもちろん健在です。
今回も美しく、柔らかで軽やかで、でも、かなり計算されたシチュウエーション。

フレズもとてもよかったけど、(やはり、個性きわだってますよね)
他のソロも今回とてもよかった。
全面的にヤンソンの演奏も楽しめていいですよね。
そして、音のまとまりみたいなのが、いっそう拍車かかったかな、って。
すばらしい!

沢山の音がけして重くならずに、本当に美しいハーモニーとなって届いてくる。!!
それは、大きく大空にむけて、空間が広がっていくようです。
すごく高く、そして、澄んでいる・・そしてその層がとても厚いはずなのに、爽やかで透明な感じ。
羽根が生えた・・・天使のサウンドですね。

1 Temenos
タイトル曲一曲目から、ノックアウトですね。

2 Cosmic Sleepwalker
聴いてすぐにわかるフレズもうれしければ、ヨーハンのアルトもそれに
答えるように軽快で、はね回っているよう。
あ、宇宙感覚からインスパイヤーされたソロかしら。
ヤンソン流、スペースサウンドしてますね。

3 One Taste
ヤンソンのエレピのワンフレーズおもわずあたまぐるぐるする、
なんだかわくわく、しちゃう曲。グラントグリーンのフレーズ並に印象強しぃ!
先ほどは、ASだった、ヨーハンのセクシーで誘惑的なフルートでどっきり♪
他のセクションとの見事なアンサンブルにつづくフレズもペットで、
おもわずにんまり・・・叙情ゆたか、でも都会的なフレズ節の炸裂。
バストロンボーン?の低音そろも、ホント「いい味」でています。

4 Exformation
パーカッションがフューチャーされた、不思議な魅力の曲。
エレピのヤンソンのソロがかなり高感度。ヤンソン流うねりの源流かもね。
よく、キースに似てるっていわれますが、キースのように
まっすぐ直球で音がむねにつきささるっていうのと違いますよね。
このへんの良い意味での俗っぽさが、赤面するほどの際どさにつうづるかも。
アコースティクな彼にばかり脚光あびるけど、もともと、電気好きな人ですよね。
実にかっこいいですよ。フレズもこの手は大好きなはず!
で、なんだか、一日がしずかにおわりました、っておわちゃうんだなぁ。

5 Gnosis 2
ちょっと、あやしそうななイントロですが、突然エンターテイメントサウンドに・・
トロンボーンのモダンなソロがはじまります。
そして、テナーのオーベのそろにつながります。
今年も、来日してますね。前に聴いたオーベのアルバムは、ブレッカーライクでした

正直、今この人からマイクの陰を否定するのは
ちょっと無理があるかもしれないけど、すっごく、上手い。ホント。
どんどん、個性的になってメジャーシーンにでてくるといいな。
すんごい、安定していてテナーうまいっすよ~。とても練習家熱心らしいので、
きっと、もっともっと、活躍して来日するとおもいます。彼の新譜も聴いてみたいな

逆に今のマイクには薄くなってきてる、溌剌とした明るさみたいなのがあって、
真正面からのテナーですよね。
でで、もう一つのお楽しみは、ドラムのモーテンルンドでした。

6 Waltz for Bill
ビルエヴァンス・・・に捧げられた曲。
全体にヤンソンらしさで、つづられた素敵な曲。
ピアノの音色もいかにも、ヤンソンらしい音色。
登場したフリューゲルの朗々とした、音色におもわず、天を仰ぎます。
こういう人選っていうのか・・ホント曲に良くあってる演奏。
明るく、優しい音色と演奏にうっとり。ライナーにラプソディックな演奏
とありましたが、とても上手な表現だなぁ・・ってかんしんしました。
つづく、森さんのベースそろも、優しさの溢れた演奏でした。

7 Now
疾走感とスリリングな
大都会の雑踏をカーチェイスでもしてるよな
スリリングなソロややりとりにおもわず、身をのりだしてしまいます。
かっこいい!!挑発的なモーテンルンドグレンのペットに、
触発されたようなオーべのソロはこれが好きかなぁ。
際どく相手をかわしながら、走り抜けていくような快感があります。
この快感は、ドラム、ベースのリズム陣の安定したスピード感かるくるもの。
じゃ~ず、ってもんでしょ。

8 Ground of Being
ヤンソンの美しいぴあのと、バックのアンサンブルが見事に調和しています。
ピアノトリオでも聴くように自由に踊るヤンソンと
それをとりまくサウンドの美しさを堪能できます。

9 Gnosis 1
心の内側を表現したようなイントロではじまり、
アグレッシブルで、アップテンポに攻めるフレズのソロ、
躍動感も、リズムも攻撃的。
そのリズムにのったまま、オーベがつづいて激白したソロをくりだします。

本当にたのしい、今を行くビッグバンドでございます。



2005年5月 5日 (木)

定まりあって、定まり無いのが花の形・・・

季節も天気もよく、毎日庭にでています。
花を植える、手入れする。。。眺める。
眺めるの一番好き♪
タイトルは誰の言葉だったかわすれちゃったけど、有名な浮世絵師の言葉だったようなきがします。
本当にその通りです。
植物学的な見方をすると、一応に法則を守ってる。
でも、眺めてる花には決まった形などないのです。
一つ一つみんな違います。
それが、良い。本当に良いのです。

ジャズもそうですよねぇ。。。
と、無理矢理ジャズに結びつける。。。
でも、本当にそうだとおもうのですね。。。





2005年5月 3日 (火)

Body & Soul / Alan Pasqua

先日、私は日本で3人くらいのAlan Pasquaのファンの一人だな、なんて冗談をいっていたのですが、(何故か日本での知名度すくないです。違います?)
今日は、Alan Pasquaの書き込みしてくださった方がいらしたので、予定変更でこのアルバムかけました。
このアルバム本人はどうも、選曲でうむ~、ってものらしいのですが、紹介されたアルバムは持ってないし、これもそのうち日記に書こうっておもってたので紹介しちゃいますね。
Alan Pasquaは、アメリカは西海岸の人です。ベテランです。
彼のピアノ印象は、ナチュラルで、軽やかで、そして、叙情豊か。
柔らかなタッチは、アグレッシブな演奏時でもそのままで、とても上手いピアノだとおもいます。繊細で美しいタッチですね。
このピアノをコンピのアルバムなどで聴いたときには、ヨーロッパのピアノかな?って思うようなイメージがあります。
でも、ヨーロッパのこういったピアニストは、演奏のなかにクラシックが見え隠れして、その演奏の厚みや特徴をだしているのですが、
Alan Pasquaの演奏の向こうにみえるものは、もっとポップでポピュラーなメロディや「雰囲気」。
親しみやすくとてもロマンチックなピアノ。そして、色鮮やか。。。
まさに、西海岸的な透明度。澄んだ音色、空間。

エヴァンスの演奏でお気にいりのYou Must Believe In Springから、その特徴がとても良く解るとおもういます。
女性のヴォイスを入れて、スピード感、景色が移り変わる車窓のような感じがするHighway 14なども好き。
情景があふれるような、Barcelonaも印象深い曲です。ベースソロもかっこいい。
本人、選曲したくなっかた?A Whiter Shade Of Paleは、青春を回顧するような客観的な感じがあり、本人の意思に反して私は結構好きでねぇ。。。
べったりしてないのがとても良い。。。
タイトル曲Body & Soulも美しく少し切ない。切ない具合が私の好み。
最後はマイブームが続いてるSmile、ゆったりと叙情たっぷりの演奏です。
ドラムのPeter Erskineはもちろん、ベースのDarek Olesの歌心溢れるソロもすばらしいです。
で、もし興味持つ方がいあたら、メンバー同じMy New Old Friend も考えてみてくださいね。

1,You Must Believe In Spring
2,Highway 14
3,Stella By Starlight
4,Barcelona
5,God Only Knows
6,All The Things You Are
7,A Whiter Shade Of Pale
8,Body & Soul
9,Wichita Lineman
10,Smile
Alan Pasqua (p)
Peter Erskine (d)
Darek Oles (b)



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