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音楽で拡がる輪

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2005年4月 9日 (土)

ユーロビートじゃ、踊れない

ユーロビートじゃ、踊れない。
「少年達の終わらない夜」、って、
「鷺沢 萠」って人の短編集に、このタイトル小説があります。

簡単に筋書き説明しちゃうと、
場末のディスコで、繰り広げられる男の子と女の子の話。
細かな情景をつないで主人公の少年の心の投影がうまくできた短編ですが、特別すげぇ、文芸作品ってワケではない。
よんでくださ~~い、お勧めですよ、って事でなくて・・・。

何がひかかったかというと、この短編で最後の方で主人公、(家庭は崩壊してて自分は日雇いっぽい事で生計たててる、大事な持ち物は自転車)は、お金持ちのお嬢さん、(両親と都内の一戸建てに住む外車乗っていて、ちょっと年上の大学生のおねえさま)とすっぱり縁を切る瞬間があるんです。
お互い、心と体は求め合ってるのですけどね・・。(*^_^*)

それはね・・・、
ディスコのジョッキー?が冗談半分でかけた、ユーロビートの音楽。
その場に居た常連も彼も一瞬しらけるのですが、
その時、彼は彼女の表情にいきいきとしたものを見つけちゃうのです。
肉体労働して、家庭もなく、汚い間借り一間で暮らす少年。
いつもディスコでかかってる音楽は、刹那的な瞬間をそこで過ごす少年のバックグランドそのものに通じていて、そこの音楽が仲間としての証みたいなものなのです。最高、かっこいい音楽なんですよ。

彼や彼の友達がときめかない、踊れないその音楽は、彼の住む世界とはまた違う世界の人達の証って、思いがしたのでしょう・・。

彼女は自分の住む安定した社会から、ちょっと、ここに逃避してきてるだけの
まったく世界の違う人種だ、って事に瞬間気づいてしまうわけです。
そして、ユーロビートじゃ、踊れない、ように、
彼女とは暮らしていけない、事に気づき、我に返るのです。

まぁ、なんだかなぁ・・って気分はのこるし、一概にそんな単純にはくくれないけど、

でも、音楽でその人や、その人が属してるような世界まで感じ取れてしまうこと・・

って、ありますよね。
と、作者の視点に、大きくうなずいちゃったのでした。
はい、戯言でございました。
(この方昨年4/11に自殺しています。もうすぐ、一周忌ですね。ご冥福をお祈りします。)

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早朝、四時頃・・・
Refiections 2/Thierry Lang Quintet
その後、その時々で・・
REFLECTIONS / STEVE GROSSMAN
The Trumpet Player / Avisai Cohen
TRANSITIONより、Dear Lord
Thierry Lang / Thierry Lang Trio
そして、今は
familia jobim
この後時間があれば、
Paolo Fresu入りのcontosか・・
sundance / bebo ferra

さて、私はどんな人でしょう?
なんちゃって。


正解 → ただ雑食なだけの、迷えるジャズファンでございます。
     救いの手を♪




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