2017年3月
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音楽で拡がる輪

2017年3月21日 (火)

超絶集団 『The Chick Corea Elektric Band @ BN東京 (3/19 1st, 2nd)』

The Chick Corea Elektric Band @ BN東京 (3/19 1st, 2nd)

Chick Corea (p,key)
Eric Marienthal (sax) Frank Gambale (g)
John Patitucci (b) Dave Weckl (ds)

Chick_corea


御年75歳のレジェンドが率いるスーパーバンドの最終日を聴いてきました!
伝説のユニットがオリジナルのメンバーで来日!丁度、用事があっての上京に合わせて運よく席を取ることができました。

キメキメの高速ユニゾン、各自のお腹いっぱいのソロパフォーマンス、もう何をとってもすんごい。濃密すぎる時間!!

1stセットは、荘厳なムードで始まる「Charged Particles」から。
キレキレのドラムと正確無比なベースが支え、キーボード、ギター、サックスが縦横無尽に踊る。続く「Trance Dance」と最高です。
「CTA」の前には、ここは東京だから「TTA」みたいなジョークも入り、大御所もご機嫌。
もう、全員すごいのですが、その中でもパティトゥッチのベースソロ、ウェックルのバース交換ソロは神業。一際、歓声が上がります。
スパニッシュの匂いの強い「Alan Corday」が幻想的に始まりました。大御所はピアノ、マリエンサルはソプラノサックスに。
最後の曲に行く前に、、もう一曲あったかな??

最後は、ショルダーキーボードに変えて、、まずは恒例の歌の指導。
そこからの「Got A Match ?」。高速フレーズがキメキメなのはもちろんなのですが、ショルダーキーボードなので移動が容易い。ソロをする各人の目の前に移動して仕掛けます、煽ります。
顔はにこやかでも狙った獲物は逃がしません。ウェックルの全身全霊のドラミングに大拍手。
終わってみれば約90分の長丁場。超絶技巧のオンパレード。
でも、大御所の持っているフレンドリーな雰囲気で観衆と一体感のあるライブでした。

セカンドも流れは同じような感じですが、最後の「Got A Match ?」演奏曲は全部違っていました。
でで、、ミュージシャンの通り道の席だったので、全員に握手してもらうことができました。
ハッピー♪

今日のおまけは同じメンバーの2016年のNYCでの演奏。

久しぶりのライブでした。
その影響もあって、、とても興奮しました!叫びまくってしまった。。

んじゃ、退散♪

2017年3月18日 (土)

春だ、おもてに飛び出よう!『ラーメンな女たち-Live In Tokyo- / 矢野顕子x上原ひろみ』

Ramen

幸運にも矢野顕子さまも上原ひろみさまも別々には、ライブを聴いたことがあります。
圧倒的にファンになってしまったのは、あっこさまだったけど、、でも、以前にも年頭で二人のコラボを取り上げたこともあり、このユニット大ファン!!
2016年9月15日にBunkamuraオーチャードホールの一夜限りの白熱ライブの記録です。

彼女たちのオリジナルはもちろん、ポップスの曲やジャズスタンダードを絶妙に絡ませて2人が飛ばしていきます!
外見の違う2曲をくっつけてしまった、「おちゃらかプリンツ(おちゃらかほい~Footprints)」、「真っ赤なサンシャイン(Ain't No Sunshine~真っ赤な太陽)」、「ホームタウン・ブギ・ブギ(東京ブギブギ~New York New York)」は、まさにジャズ!何事にもとらわれず自由奔放な2人に大拍手!ウェイン・ショーターもびっくりだわね。
また、上原ひろみのアレンジの力も素晴らしくて言葉になりません。
いやいや、上原ひろみのアグレッシブでプログレッシブなピアノと対等に渡り合える矢野顕子のピアノの実力はすっごい!
でも、それ以上に歌で渡り合えるヴォーカルの超絶さは手の汗握る感じで驚愕もの。
どの曲もカッコよくて、そして、、ちょっとジンときちゃう。2人の破壊力は半端ありませんよぉ!


個人的には、前作よりずっと面白くて強烈に気にい入りました♪
春に向かってめちゃ元気の出る音楽です!


CD
1. 東京は夜の7時
2. おちゃらかプリンツ
3. 真赤なサンシャイン
4. 飛ばしていくよ
5. ドリーマー
6. こいのうた
7. ホームタウン・ブギウギ
8. ラーメンたべたい

矢野顕子 (p,vo)
上原ひろみ (p)

今日のおまけは、この新譜のトレラー。

春のお彼岸ですね。三連休な方も多いですよね。
我が家も、久しぶりに東京まで車でお出かけです。
渋滞ないといいな。。

んじゃ、退散♪

2017年3月14日 (火)

極光のような変幻自在さ 『Guzuguzu / Helge Lien Trio』

Guzuguzu


最近ヘルゲ・リエンで一番驚いたことは、新潟のジャズフラッシュでライブを聴けたことです。この時は、長年応援していたベーシストのマッツ・アイレットセンとのダブルの公演で 本当にびっくりしました。大沢氏、樋口さま、マスター、本当にありがとうございました。m(_ _)m
去年は、アリルド・アンデルセンがリーダーの『The Rose Window』に参加し、アルバムメンバーで来日したのですが、、残念ながら聴きにいけませんでした。

新譜は『Badgers & Other Being』と同メンバーです。
全8曲リエン曲、タイトル曲を含め多くの曲は、日本語の擬音言葉を創作のモチーフにしたそうです。

オープナーは、桜の花の散る場面を思い起こすような日本的情緒を感じる「Gorogoro」。
どうやら、「thundering」とあるので雷鳴をイメージしたものらしいのですが、あまりに美しいピアノと深遠なアルコの重なりは私的には桜吹雪みたいでした。いやいや 美しさと深さのある演奏。
タイトル曲「Guzuguzu」、ダークな中に落ち着いたピアノの演奏が浮き上がる。多彩なドラムの的確なアクセントが素晴らしい!「moving slowly」なので、グズグズでいいのでしょうが、ゆっくりでも切れ味の素晴らしい「全くぐずぐずではない」演奏で〜す。
暖かな陽射しを思い起こすような優しいメロディ「Nikoniko」。もちろん、「smiling」。感情豊かなベースソロ、繊細なスティック音、あっという間の演奏。
ベースをフィーチャーした「Garari」。「completely」とあるので、がらりと変わる、、あの「がらり」? アルコ、ピチカート、ピアノの三色で場面場面を展開する。
神秘的な雰囲気「Jasmine」。
ドラマチックな展開で躍動感と冒険心のある「Chokichoki」。随分と大胆なカッティングですわ。。
高速フレージングをつなげてつなげて「Kurukuru」。3人でとても動きのある演奏ですよ。
終演は、、音を選んで選んでスペイシーな「Shitoshito」。静寂な中に柔らかな温度を感じる。雨の匂いが漂ってきそう…。どこか甘い雨の匂いのするメロディ。心の中にそっと降る雨はいつだって「Shitoshito」。

各人の素晴らしさはもとより、3人の創り出す世界がますます進化しています。
ありきたりの言葉ですが、透明感あふれる音、親しみやすく美しいメロディ、そして、ノルウェーの壮大な自然に繋がっている演奏、ヘルゲ・リエンが存分に堪能できます♪
特に後半3曲が大好き。。


1.Gorogoro (thundering)
2.Guzuguzu (moving slowly)
3.Nikoniko (smiling)
4.Garari (completely)
5.Jasmine
6.Chokichoki (cutting)
7.Kurukuru (spinning around)
8.Shitoshito (raining quietly)

Helge Lien (p)
Frode Berg (b)
Per Oddvar Johansen (ds)

今日のおまけは同じメンバーの前作から、、

今日は、ホワイトデー。
大事な人と過ごせますように!

んじゃ、退散♪

2017年3月10日 (金)

カートの桃源郷的音風景 『Caipi / Kurt Rosenwinkel』

Caipi


十年来のファンでしたが、生音を聴けたのは「東京JAZZ CIRCUIT 2015 in 富山(9/7)」のソロパフォーマンスでした。ギタープレイに圧巻されたのですが、ヴォイスが入る曲もあって、ジャズギターの最高峰に君臨するこのギターリストが頭に思い描く音風景はメロディアスでヒューマンなサウンドなのではないかななぁ、と、思いました。

新譜の『Caipi 』は、多種多様な楽器を一人で演奏しており、1聴にはロック、ブラジリアンミュージックといったサウンドで、なんとクラプトンがギターで1曲参加しているのも!!何ですが、ペドロ・マーティンス、アントニオ・ロウレイロ、アマンダ・ブレッカーなんて歌を重要視したメンバーがゲスト出演している。彼の頭の中には、我々の想像をはるかに超えたお花畑が広がっていたんだとびっくりしました。

オープナーはタイトル曲「Caipi」。いきなりブラジルの風が髪をさらう。爽やかでクールなサウンド、ここで彼は「guitar, bass, piano, drums, percussion, synth, voice」操っていると。重なるヴォイスも軽やかで。こういうった音楽にたどり着くに10年かかったとあるのだけど、彼の確固たる立場にしてこういった音楽でアルバムを作成させてもらえたんじゃないかと、素人考えですかね。いづれにしてもやっぱりギター巧いなぁ、って思っちゃう私は古い人間なんだろう。
ペドロ・マーティンスの歌を初め全てが絶妙なタイミングで入ってくる「Kama」。
爽快で快活、そして宇宙を感じる「Casio Vanguard」。幸せ感満載ちょっと懐かしい感覚のする「Summer Song 」。
ちょこっとダークなインスト中心の「Chromatic B」、ギターはもちろん、ピアノ、ドラムなどの他の楽器も巧いで〜す。懐かしさと親しみやすさを感じる「Hold on」。
カートの息子さんへの助言?「Ezra」、マーク・ターナーがテナーで参加。柔らかなサウンド。
クラプトンが参加、自分はピアノの高速フレージングも難なくこなす「Little Dream」には、アマンダ・ブレッカーも参加でハーモニーがより美しい。繰り返されるギターのアルペジオに乗った声が美しい「Casio Escher」。ここでのターナーとの絡みは、ジャズギターリストとしての鋭い切り込みを見せる。飛翔する「 Interscape」。終演もひたすら気持ちのいいサウンド「Little B」。このギターソロに溜飲を下げる人は多いのでは?

ずっと、歌を愛してきたカート・ローゼンウィンケル。彼の歩んできて道と歌への愛が歩み寄ったサウンド。
彼の頭の中にあった桃源郷です。

1. Caipi
2. Kama
3. Casio Vanguard
4. Summer Song
5. Chromatic B
6. Hold on
7. Ezra
8. Little Dream
9. Casio Escher
10. Interscape
11. Little B

Kurt Rosenwinkel (acoustic & electric guitars, electric bass, p, ds, perc, synth, Casio, voice)
Pedro Martins (voice, ds, key, perc)
Eric Clapton (g)
Alex Kozmidi (baritone-g)
Mark Turner (ts)
Kyra Garéy (voice)
Antonio Loureiro (voice)
Zola Mennenöh (voice)
Amanda Brecker (voice)
Frederika Krier (violin)
Chris Komer (french horn)
Andi Haberl (ds)
Ben street (b)

今日のおまけは「Kama」

この作品は、賛否両論かもしれませんが、、
それは、狭義でのジャズの中で考えてしまうからではないかと思うんですね。。
私にとっては、とても気持ちの良いサウンドでした。
しかし、音楽家ってすごいね、すべての楽器をこなしてるんですよ。すごすぎますね。

んじゃ、退散♪

2017年3月 6日 (月)

ちょっと前に 『ジャズ批評 195号がでました〜♪』

Jcm196


今回の特集は、、

「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム 2016 」

「ジャズオーディオ・ディスク大賞 2016発表」


「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム 2016 」
では、2016年のすずっくベスト5です。(インスト&ヴォーカル)
基本的には年末のすずっく2016と変わりません。

【1】 Nearness / Joshua Redman & Brad Mehldau / Nonesuch Records / Nonesuch7559-79456-0 / 2011 / CD
【2】 The Unity Sessions / Pat Metheny / Nonesuch Records / Nonesuch7559794688 / 2014 / CD
【3】 Rising Grace / Wolfgang Muthspiel / ECM / 4797962 / 2016 / CD
【4】 Day Breaks / Norah Jones / Blue Note / 4795571 / 2015 / CD
【5】 Moments In Time / Thierry Lang / Universal Music / 4768636 / 2015 / CD
・次点 Nextrio / Giovanni Sanguineti / Albore Jazz / ALBCD 028 / 2016 / CD

そして、毎年参加している「ジャズオーディオ・ディスク大賞」の2016の発表もありました。
今年は、10年目で、「Best of Best」の発表もありました。

「ジャズオーディオ・ディスク大賞2016(インスト)」
金 Dreamsville / Roberto Olzer Trio
銀 Musical Stories / Lello Petrarca Trio
銀 Emotional Phrasing / Marcin Losik Trio
銅 Alexander Scriabin’s Ragtime Band / David Gordon Trio 
5 Gnothi Seauton / Giovanni Sanguineti Nextrio 

「ジャズオーディオ・ディスク大賞 2016(ヴォーカル)」
金 Wonderland / Sonia Spinello Quartet
銀 Let's Get Lost / Cyrille Aimée
銅 Ballads / Margreta Bengtson
4 Sirens & Stars / Chantal Thompson
5 I'll Be Seeing You / Ellen Andersson Quartet

ジャケットと曲は個人の推薦のみで順位はありません。

ジャケット
Poesia / Joyce Moreno, Kenny Werner

Poesia


Tres Trick / Akiko Toyama Trio / Warm Snow


「Best of Best (インスト)」
Steppin' Out / Roberto Olzer Trio

「Best of Best (ヴォーカル)」
I Walk a Little Faster / Chiara Pancaldi
 

そして、新譜紹介は、、4枚です。

★ Meet Me At The Movies / Viktoria Tolstoy

★ Up And Coming / John Abercrombie Quartet

★ 夢の中へ / Slawek Jaskulke

★ Vitor Goncalves Quartet / Vitor Goncalves

んじゃ、退散♪

2017年3月 4日 (土)

光り輝く感情の発露 『Cold Sand / Alessandro Galati Trio』

Cold_sand


キャッチコピーの一文、「彼方なる天より滴る美音の雫」は、誇大広告ではありませぬ。
たった一度だけ聴くことが叶ったアレッサンドロ・ガラティのソロのライブでは、哀愁とロマンチシズムに溢れるフレーズにも感動したのですが、、その甘くしっとりと艶めく音色にノックアウトされてのでした。まさに、天上の音。
今回は、ジャズ批評の「ジャズ・オーディオ・ディスク大賞」でも評価の高い澤野工房さんからのリリースとのことで楽しみでした。「Here, There & Everywhere」以外は、彼の珠玉のオリジナル。

オープナーでタイトルトラックの「Cold Sand」のメロディが始まると胸がキュンとなる。哀愁の権化。甘く切ない美音が並ぶ。前作『On a Sunny Day』と同じメンバーとの息もピッタリ。
それは、続く「Mob Sick」でも同じ。音数の少ない空間をドラムとベースがうまくサポートしていきます。一転、パーカッシヴでダーク、躍動感ある「Lucy's Eyes」。選び抜かれた音で奏でるバラード「Nina」。美しい音がわき出る神秘の泉のよう。
タイトルトラックに並ぶ哀愁のメロディ「Nothing Much to Say」。その切なさに再び胸がキュンとなる。心の不安が表面に現れたような「Schosty」。
レノン&マッカートニのバラードも彼のオリジナルのような深遠な世界に「Here, There & Everywhere」。
この後、タイトルも演奏も短く関連的なトラックが続くのですが、ライナーによるとこれららは即興のようです。導入的な「Here」、ベースソロで始まる「There」、疾走する「Everywhere」、深遠な「Nowhere」、そして、終演は世界が広がる「Uptown」。

選び抜かれた美しい音はもちろん、音と音の間(はざま)に込められた彼らのはぁーとを思いっきり感じる。
期待どおり、期待以上、心に広がる艶めく音風景。濡れ輝く石畳のように、光り輝く感情の発露。。

1.Cold Sand
2.Mob Sick
3.Lucy's Eyes
4.Nina
5.Nothing Much to Say
6.Schosty
7.Here, There & Everywhere
8.Here
9.There
10.Everywhere
11.Nowhere
12.Uptown

Alessandro Galati (p)
Gabriele Evangelista (b)
Stefano Tamborrino (ds)

今日のおまけは、新譜から「Cold Sand」。

イタリアの哀愁ですよね。
甘く、切なく、、琴線に触れるメロディライン。
とてもフレンドリーでお洒落な方でした。
季節のせいか、柔らかな光も感じますね。

んじゃ、退散♪

2017年2月27日 (月)

敬虔な祈りにも似た空間 『My Foolish Heart / Ralph Towner』

My_foolish_heart


美しく穏やかな音楽しか聴きたくなくて、、選んだのはラルフ・タウナーの新譜です。ギターソロアルバム。
このブログでは、パオロ・フレスとのデュオ盤『Chiaroscuro』、3人のギターリストの共演『Travel Guide』が上がってます。

今回は、久しぶりのギターソロアルバム。タイトルトラックの「My Foolish Heart 」以外は、タウナーのオリジナル。

オープナーの「Pilgrim」から、その哀愁に打ちのめされる。心は何処へ。
優しく響く「I'll Sing To You」。ギターに酔いしれる「Saunter」。
タイトル曲「My Foolish Heart」のリリシズム。タウナーは、エヴァンスに心酔していたとのことで、初めてこの曲をエヴァンスのトリオで聴いた時から、こんな風にピアノで演奏できたら良いな。。と、心にあったよう。ギターで念願が叶ったわけですね。切なく、甘い「My Foolish Heart」。
トラッドのような素朴なメロディで始まる「Dolomiti Dance」。
「Clarion Call」は12弦ギターかな。響きが美し過ぎる。「Two Poets」でも不思議な空間。続く、「Shard」も独特な世界。
唯一無二の独特なタッチが続き「Ubi Sunt」、繊細さと大胆さが共存する「Biding Time」。亡きポール・ブレイに捧げられた「Blue As In Bley」は、深い色合い。
終演は、「Rewind」。最後の最後まで粒の揃った美しい音で彩られた空間。。

真摯で敬虔な祈りにも似た空間、沈む心にも心地よく響く音風景。
タウナーの音楽性は、ECMの方向性と、、とてもマッチしていますよね。

1. Pilgrim
2. I'll Sing To You
3. Saunter
4. My Foolish Heart
5. Dolomiti Dance
6. Clarion Call
7. Two Poets
8. Shard
9. Ubi Sunt
10. Biding Time
11. Blue As In Bley
12. Rewind

Ralph Towner (classical and 12-string guitars)

今日のおまけは、ライブでの「My Foolish Heart 」。

私ごとですが、、2月に母を亡くしました。
このアルバムに、とても癒されたことをお伝えしておきたいと思います。

んじゃ、退散♪

2017年2月11日 (土)

芳醇な余韻…『Chris Thile & Brad Mehldau』

Chris_thile_brad_mehldau


メルドーの新作は、再びデュオ作。
前回は、ジョシュア・レッドマンとの『Nearness』でした。
これは、ジャズの範囲にしっかり収まったアルバムでした。
今回のお相手は、ブルーグラスなどの分野でコンテンポラリーな活躍を見せるマンドリン奏者クリス・シーリ。
頭の中で、きっとシーリは歌うよな、でも、それって越境することが日常茶飯事となっているジャズ界では珍しいことではなくなってきてる。。
なんて、思っていたのですが、メルドーも歌っていた!一本取られましたね♪

一枚目のオープナーの冒頭の影のあるピアノを聴いて、うっとり。
マンドリンのカッティングが聴こえることが今までとちょっと違うけど。
シールの歌が入って、一気に高揚感が上がる。超絶のマンドリンがパキパキ鳴らすマンドリンの高音、繊細で力強いヴォーカル、シャープなピアノ。
ピアノとマンドリンの追いかけっこが楽しいメルドー曲「Tallahassee Junction 」。
ジリアン・ウェルチの「Scarlet Town」では、メルドーもバックヴォーカル。スピリチュアルな雰囲気でいい感じ。
レディ・デイの持ち歌「 I Cover The Waterfront」の哀愁たっぷり叙情的な歌、伴奏。すごい!表現力!!
エリオット・スミスの「Independence Day」の楽器同士で会話のインティメイトな感覚。
一枚目の終演はシーリの曲「Noise Machine」。フォークの情感溢れる世界。

2枚目のオープナーはメルドーの「The Watcher」。丁々発止、リリカルで透明感ある世界。
続く「Daughter Of Eve」はシーリ曲。のびのび、和気藹々と続く2人の世界。
ジョニ・ミッチェルの「Marcie」にみるナイーブさ、叙情性。ピアノとの一体感も素晴らしい。
ボブ・ディランの「Don't Think Twice It's Alright」。マンドリン、ヴォーカル、ピアノの三位一体の演奏。
終演は、アイルランドのトラディショナル「Tabhair Dom Do Lamh」。哀愁あるメロディを仲良く紡ぐ2人の繊細で暖かな世界。

これは、、参りました。
一般的には、選曲や雰囲気からもジャズでない部類なのかもしれません。
が、2人のやり取りからは、そういったことを超えた素晴らしい音の世界が広がっています。彼らの心から溢れた気持ちが私たちの心に沁みるアルバムです。
芳醇な余韻をお楽しみくださいね♪

ディスク 1
1. The Old Shade Tree
2. Tallahassee Junction
3. Scarlet Town
4. I Cover The Waterfront
5. Independence Day
6. Noise Machine

ディスク 2
1. The Watcher
2. Daughter Of Eve
3. Marcie
4. Don't Think Twice It's Alright
5. Tabhair Dom Do Lamh

Chris Thile (mandolin, vo)
Brad Mehldau (p, vo)

今日のおまけは、メルドーもバックヴォーカルに入る「Scarlet Town」。

とても寒いし、雪の予報だったりするのですが。。
陽が長くなってるせいでしょうか?
春を感じますよね。

んじゃ、退散♪

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