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音楽で拡がる輪

2018年4月21日 (土)

心に浮かぶ蜃気楼 『Music IS / Bill Frisell 』

Music_is


音が綺麗な優しいフレージングが大好きな米国のギタリスト、ビル・フリゼール。
去年は、トーマス・モーガンとの『Small Town』に、めちゃくちゃ癒されました!今回は、2000年にリリースされた『Ghost Town 』以来のソロ・アルバムです。
新作、旧作交えて全て彼のオリジナルです。
ジャズ・ギタリストという一括りには絶対できないビル・フリゼール。「コール・アンド・レスポンス」、会話がお得意なフリゼール…今回の会話相手は自分自身、多重録音もある独自の世界。

オープナーは、優しい田舎の風を思い起こすような「Pretty Stars」。モンクの音遊びのような「Winslow Homer」。寒色系の「Change in the Air」。時が止まりそうな「What Do You Want?」。優しい優しい「Thankful」。やっぱり、あの「Ron Carter」ですよねぇ?なかなか、ミステリアスな曲、彼にとってのロン・カーターってこのイメージなのかな。。
ジミヘン風にアヴァンギャルドな超短い「Think About it」。のんびりとロバのごとく「In Line」。宇宙語の入った「Rambler」♪
懐かしい風景、遠い目になる「The Pioneers」。牧歌的、大きな空間に想いの詰まった「Monica Jane」。淡く寒色系の音風景「Miss You」。のどかな気分満載「Go Happy Lucky」。きたぁ、ちょっとノイジーに「Kentucky Derby」。
終演は、彼の本質中の本質アメリカーナ路線、のんびり郷愁たっぷり「Made to Shine」

ボーナストラックは、「Rambler 」の別ヴァーション。アコースティックで癒し満載。

美しい音色で、繊細で透明な空気感は、どんなに疲れた心にもすぅ〜っと、入ってきます。
心の中に蜃気楼のように風景が揺らぎます。

1.Pretty Stars
2.Winslow Homer
3.Change in the Air
4.What Do You Want?
5.Thankful
6.Ron Carter
7.Think About it
8.In Line
9.Rambler
10.The Pioneers
11.Monica Jane
12.Miss You
13.Go Happy Lucky
14.Kentucky Derby
15.Made to Shine
ボーナス・トラック
16.Rambler [Alternate Version]

Bill Frisell (eg, ag, loops, bass, ukulele, music boxes9

今日のおまけは、ボーナストラックの方の「Rambler」。ご本人があげていました。

んじゃ、退散♪

2018年4月16日 (月)

夢のような出来事…『Rosario Giuliani Quartet @ 水原体育館 (4/15)』

Rosario Giuliani Quartet @水原体育館 (4/15)
Rosario Giuliani (as) Luciano Biondini (acc)
Joe La Barbera (ds) 金澤英明 (b)

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日曜日の朝にFBのタイムラインに突如この情報が流れてきました。
私 「??????」
どうやら、阿賀野市の有志の方々が企画した「あがの国際交流音楽祭」に、メインゲストでくるらしい。地元の学生さんとの音楽交流はもちろん、短いけど彼らの演奏時間もとってある!! 
午後に予定があったので、間に合うかヒヤヒヤものでしたが、車を飛ばして約40分弱!行きましたよ、水原体育館へ。。

玄関先で靴を脱ぐという、いかにも手作り感満載なイベントですが、靴を脱いで入ると、ロザリオ・ジュリアーニの声が聞こえてくる。。何やら音楽講義?談義?の最中のようです。って、それだけで、、めっちゃ、興奮しました。
「一階は、座れないかもしれません。二階がいいですよ。」
と、受付の方の優しいお言葉に反応できません。。
心の声 「何がなんでも一階で目の前で聴かねばしょうがないだろうが!!」

と、いうわけで、黙ってにっこり笑って、、一階の会場へ。
おぉ!思ったよりたくさんの人がいる!!(すみません)
ジュリアーニは、地元の女子生徒さんを相手に、音楽(ジャズ)の大事なポイントをあげてました。曰く、

「Melody! Harmony! Rhythm! Colors! Forms!」

これを、テンポよく何回も繰り返して会場の人たちに復唱させてました。
え、もちろん、、きちんと、声だしましたって。。

で、いよいよ演奏です。
そのタイミングで、なんと、前から3列目の中央近くの席が空きました。もちろん、移動!

どうやら今回の日本ツアーは、「イタリア映画音楽の名曲の数々を生み出したニーノ・ロータとエンニオ・モリコーネの作品を演奏する」とのことで、

「ニュー・シネマ・パラダイス」やら「ゴット ファーザー愛のテーマ」やら…

って、書いただけで、泣ける方は多いでしょう。。
憧れのイタリアン ハードバップの雄 ロザリオ ジュリアーニ。艶のあるエモーショナルなアルト サックスで哀愁のメロディを奏でたかと思えば、ドラムやアコーディオンと丁々発止のやりとりをかわしたり、めちゃ面白いアレンジだったりと、短い時間でしたがそれは夢のような時間でした。
やっぱり、彼の体には情熱が詰まっているぞ!!

終演後に、ジュリアーニの前には長いサインの列が。。
学生さんと一緒に並んで、、たくさんサイン頂いて ハグしてもらって帰ってきました。
無料のイベントなのに、沢山のCD持って行ってしまったので、後ろの学生さんにとてもすまない気分です。m(_ _)m

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あまりに、夢のような出来事で、、今日もなんだかうわずった気分で1日を過ごしました。
なんだか、思いがけずにイタリアがらみの投稿が続きました。

んじゃ、退散♪

2018年4月15日 (日)

芳醇な時間 『Ciao...Amore / Fratello Joseph Bassi with Domenico Sannna, Max Ionata』

Ciaoamore


前作『JUST YOU, JUST ME 』が、好評だったイタリアのベーシスト、フラテッロ・ジョセフ・バッシ。前作と同じ同郷のピアニスト、ドメーニコ・サンナと音色豊かな人気サックス奏者マックス・イオナータのトリオ作。全作、ラブソングというわけではないが、タイトルどおり「愛」をテーマにした感じ。前作にも入っていたサンナの「Ciro Chi?」とバッシの「 I Know You Know」の他は、ミュージシャン曲やスタンダード。

オープナーの「When I Look In Your Eyes」、ベースが太くはっきりとしたピチカートでテーマを寄り添うピアノも切ない。サブトーンが心地よいイオナータのテナー。哀愁たっぷりにブロウ、そして、透明感あるピアノが涙を誘う。イオナータの躍動感あるサックスが楽しい「I Can't Believe That You're In Love With Me」。アグレッシヴなベースを中心に丁々発止のやりとり。

なんと、大好きな「Sno' Peas」が選曲されてる!!うん、エヴァンスの『Affinity』に入って入るアレです。お気に入りは、ルイージ・マルティナーレの『Le Sue Ali』!今回は、エヴァンスのヴァージョンのようにサックス入り。ピアノでリリシズムを誘い、アンニュイな雰囲気のイオナータのサックスが入る。浮遊感ある不思議なワルツなのだけど、ゆったりとベースの低音が心地よい重心低めの演奏。さりげなく、スリリングな展開もあり、「Sno' Peas」のコレクションが増えた感じ。時代もあるんだけど、本家より良いと思う。

ケニー・バロンの「Voyage」。タフガイ、イオナータ登場、流麗なピアノ、バネの強いベース、鬩ぎ合いが続くハードボイルドな1曲。太くたくましいベースソロから始まるバッシの曲「 I Know You Know」はベースとピアノのデュオ。透明なピアノが入って場面が一転、恋人たちの夕闇の影をみるよう、寄り添うような2人…最後まで叙情的に。
イオナータのアルバムにも参加していたヴォーカリスト、ジョージ・テレスファロの曲「Say No」。しっとりと語りかけるイオナータ、しっかり支える2人。優しさと温もりを感じる演奏。サンナの曲「Ciro Chi?」、ウォーキングベースが素敵、3人でスィンギーな快演。おしゃれなガーシュイン曲「Promenade」は、ベースとピアノのデュオ、インティメイトな会話。
終演は、イタリアのトランペット奏者マルコ・タンブリーニのムーディな「Giochi Di Luci」。最後まで、ジェントルな3人でした。

力強く重厚なベースに、硬質でエレガントなピアノ、そして、哀愁たっぷりに歌心をブロウするサックス…。ドラムレスの密度高い演奏は、芳醇な時間!優しさく温もりがあり、和気あいあいとしながらもスリリングな聴かせどころもたっぷり。さりげなくイタリア人的、愛情表現がたっぷりのリラクゼーション盤。

1. When I Look In Your Eyes
2. I Can't Believe That You're In Love With Me
3. Sno' Peas
4. Voyage
5. I Know You Know
6. Say No
7. Ciro Chi?
8. Promenade
9. Giochi Di Luci

Max Ionata (ts) #exc. #5,8
Domenico Sanna (p)
Fratello Joseph Bassi (b)

今日のおまけは。大好きな「Sno' Peas」。

↓では、音源がみんな聴けますね。

Apple Music

猫じゃけですね!
土曜日、日曜日と「ザ・イタリアの哀愁」って感じでした。

んじゃ、退散♪


2018年4月14日 (土)

不思議の国を泳ぐ 『OUTER GOLD, INNER LORD. / Alessandro Galati Trio』

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ジャズオーディオ大賞の常連でもあるアレッサンドロ・ガラティ。
前作『Cold Sand』は、澤野工房からでした。これは、私の去年のベスト1なんですよね。
今回も同じ澤野工房さんからです。でも、今度は、全曲スタンダード、、オリジナルに拘って入るガラティには珍しいことですよね。澤野工房さん曰く…

「〜今まで徹底的にオリジナルであることに徹してきたGalatiに、敢えて全曲スタンダード・ナンバーという「枷」をはめる。枠組みは動かせないが、その内側は全て彼次第。結果、生み出されたものは今まで耳にしたことのないようなスタンダード・ソング・ブックだった。〜」

ほぉ。。って、思いますよね。買ってしまいました。笑

オープナーは、「Alone Together」。孤独を2人で乗り切ろうって、暗いラブソング。時に訥々としたタッチになり、深い闇に希望の小さな光が見える演奏。マレットの音が心音みたいに聞こえてくる。セロニアス・モンクの「Blue Monk」。モンクの足取りのような3人のフリーに少し突っ込んだやりとりが面白い。
ガラティの上記の内容への気概のみえる「Caravan」。スローテンポで、砂漠で遭難寸前って感じのマイナーでダークな色彩。高速だったりパワフルだったりのキャラバンはよく聴くけど、このキャラバンは面白い発想。
一転、「Falling in Love with Love」は、軽快で誰もが親しみを持つ様な明るい演奏に。
ジョン・ルイスがジャンゴ・ハインラルトに捧げた鎮魂歌「Django」。冒頭から深い悲しみをたたえた重厚な演奏に。ピアノの悲哀を後押しするベース。
イタリアの哀愁と甘さを全部背負ったような「Sunny」。名曲のおしゃれなメロディをガラティが情感込めて。ベースソロも◎!
バラード仕立ての「Garota de Ipanema」。宵闇、涼しい風の吹き抜けるイパネマ海岸。海岸に打ち寄せる波、夜空の星まで感じるロマンチックな演奏ですね…。
終演は、冒頭のクリスタルなピアノソロで、深い海に引き込まれていく錯覚に。美しいメロディの向こうに隠されたネガティヴなエネルギー…うねって、押し寄せてくる。感情の波は静かにひいてお終い。。

やっぱり、リリシズム満載。アリスの不思議の国に迷い込んだみたいなスタンダード集でした。
スタンダードを携えて不思議な国へ冒険の旅にでたガラティさまでした♪

1.Alone Together
2.Blue Monk
3.Caravan
4.Falling in Love with Love
5.Django
6.Sunny
7.Garota de Ipanema
8.How Deep Is the Ocean

Alessandro Galati (p)
Gabriele Evangelista (b)
Stefano Tamborrino (ds)

今日のおまけは、摩訶不思議な「Caravan」。

んじゃ、退散♪

2018年4月12日 (木)

ジャズファン垂涎のメンバー、白熱の演奏! 『Seeking Higher Ground / Maguire Twins』

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マグワイア・ツインズは、日本人の母を持つ米国在住の双子の兄弟です。
ルックスからは、そのルーツは読み取れませんが、ミドルネームにそれぞれ「征太郎」、「秀太郎」の名前が入ってます。カール征太郎がドラマーでお兄さん、アラン秀太郎がベーシストで弟。東京生まれ、香港育ち、音楽の街メンフィスでジャズに出会い、あのドナルド・ブラウンがお師匠さんでプロデューサー!
デヴュー・アルバムは、サックスのカーク・ウィリアムを迎えた『The Sound Of Music』。
そして、このジャズファン垂涎のメンバーを揃えた作品がセカンド・アルバム。
このアルバムは、双子の母親が自ら立ち上げた「Three Tree Records」というレーベルからのリリース。

ミュージシャンの熱い曲に加えて、彼らのオリジナルが並びます。

オープナーは、高らかに管楽器のユニゾンが鳴り響く「Theodicy」。冒頭からガッツあるプレイで、全員が容赦無く飛ばします。「Hibiscus」でのビル・モブリーとグレゴリー・ターディのソプラノの絡み。
ドナルド・ブラウンの「The Early Bird Gets The Short End of The Stick」、テナーサックスに持ち替えたターディとトランペットのモブリーの一騎打ちの様。そこに目玉中の目玉、ピアノのアーロン・ゴールドバーグが切り入る。若い2人も臆することなく、この展開をしっかり支えた白熱のトラック。
哀愁あるリリカルなピアノに導かれフリューゲルとテナーが歌う「Clarity」。
ゴールドバーグの「Shed」、静と動を使い分けながらダークでスリリングに展開。ベースのアラン秀太郎の「Song for Arjun」、ドラムソロから始まる情感あるメロディに饒舌で繊細なピアノが光る。ベースソロも叙情的。
もう1曲アラン秀太郎の「Witch」、ミステリアな雰囲気をモブリーが好演。そのモブリーの曲「49th St 」は、高速ユニゾンがかっこよく、活気にあふれている。
ドラムのカール征太郎とベン・フリントの曲「Mid Air」も、キメキメでハイレベル。同じくカール征太郎の曲で、ちょっと、日本風のメロディがきになる「Machi no Michi 」これって、街の路ってことかしら?哀愁の中でベースソロが光ります。
プロデューサーのブラウンが、フェンダーローズで参加の「An Island, A Piano, and Keith」は、ブラウンご本人の曲。ゴールドバーグの華麗なピアノを中心にポジティブな明るい演奏。
終演は、ベースソロから始まるアラン秀太郎アレンジの「Someday My Prince Will Come」。開始5分近くたって、ふとテーマが浮かんでくるという怪作。ドラムがプッシュ続け、全員がテンション高い演奏で幕を閉じる。

最近、忘れていたジャズのエネルギーに満ち満ちています。
タイトルにふさわしい、濃いジャズ・スピリットに溢れていまる。
若い双子の挑戦に、真っ向勝負で受け止めてくれたエネルギッシュな白熱の演奏をお聴きくださいね♪


1. Theodicy (Gregory Tardy)
2. Hibiscus (Geoffrey Keezer)
3. The Early Bird Gets The Short End of The Stick (Donald Brown)
4. Clarity (Jon Hamar)
5. Shed (Aaron Goldberg)
6. Song for Arjun (Alan Shutaro Maguire)
7. Witch (Alan Shutaro Maguire)
8. 49th St (Bill Mobley)
9. Mid Air (Carl Seitaro Maguire & Ben Flint)
10. Machi no Michi (Carl Seitaro Maguire)
11. An Island, A Piano, and Keith ( Donald Brown)
12. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill, arranged by Alan Shutaro Maguire)


Bill Mobley (tp, flh exc.#5)
Gregory Tardy (ts, ss)
Aaron Goldberg (p)
Donald Brown (fender rhodes #11)
Alan Shutaro Maguire (b)
Carl Seitaro Maguire(ds)

今日のおまけは、アルバムのトレラーですね。

若い2人をぜひとも応援してあげてください!!

んじゃ、退散♪

2018年4月11日 (水)

聴きたいものが皆んなある!「中村 真 トリオ @ ジャズ喫茶BIR (4/9)」

中村 真 トリオ @ ジャズ喫茶BIR (4/9)
中村真(p) 中村新太郎(b) 大村亘(ds)

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毎回、驚きの瞬間の連続で、アドレナリンが全開になってしまうのです。
今回も、スタンダードを演奏したのですが、本当に一筋縄でいかない…。

「あそこに天女が踊って入るよ」と言われ、天空を指さされる。
遥か遠く、雲の向こうで羽衣をまとう天女の舞が、、、見えた様な気分。
想像力が膨らみ、好奇心に駆り立てられ、一心に指さされた方向を眺める…。

天才肌のピアニストが、浮かんだメロディを彼のフィルターに通すと、違う美しさが見えてくる。
幻影のようなその美しさを、、より完全なもに近づけるために、ベーシストとドラマーが様々な空気、色、香り、、を加えていく。
乾いていない水彩画に色を加えると、滲んだり、混じったりするように、、
予想していたものであったり、予想外なものであったり、、心が震える。


「三位一体」
3人とも、決して、守りに入らない。
打ち合わせの上の一体感ではなく、3人がそれぞれ自己主張をしながらの強烈な一体化。
小さな箱だから、小さな音でまとめる、聴きやすくまとめる、、なんて、ことは頭にない。
小さな音も、大きな音も全開で爆発。スリリングな瞬間の連続。
いつも激しく…そして美しい。
ピアノと一緒に、ドラムと一緒に、ベースと一緒に 昇天しそうになる。

瞬間移動装置が作動…異次元空間発生……
心で叫ぶ MAYDAY、MAYDAY、MAYDAY…
最強のジェットコースターに乗ったように、気持ちを揺さぶり続けられる。
ホールで行われてもおかしくない素晴らしい演奏が、すぐ目の前で繰り広げられる。
親密な空間での息を呑むような出来事の連続。
頭の中をこじ開けてみたいピアノが好き、静動鮮やか変幻自在のベースが好き、果敢で空間把握能力高いドラムが好き…
でも 即興に命を懸けてる中村真トリオは もっと もっと好きっ!

1セット目、2セット目50分くらいづつ?
全曲、スタンダードで、1曲が10分前後の演奏で、ずっと、これですよ。
アンコールは、ピアノとドラムのデュオ。
大村亘オリジナル「Day 29」、これがまた、すごかった。
シリアスでスリリング、メビウスの輪みたいな感じ。

とりあえず 無事に帰還し、サインいただき、打ち上げて午前様でしたね。

ツアーは、新潟のあとに、山形、福島、栃木と続き、

4月16日(水)は、吉祥寺サムタイム

お近くに 来たら チャンスでっせ!

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ということで、昨日は腑抜け。
随分、放置してしまったブログですが、気がつけば春。
四月も半分すぎました。また、ぼちぼち続けます。m(_ _)m

んじゃ、退散♪

2018年3月24日 (土)

絶対、歌ってる!  『Modern Lore / Julian Lage』

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前作『Arclight』の路線を突き進むジュリアン・レイジ。
今回も、テレキャスターを使って変幻自在のアメリカーナ路線。
目の前で観てもまるで息をするかのようにギターと一体の気負いのないギタリスト。
全曲オリジナル!

オープナー「The Ramble」からアップテンポで、キャッチー。どこか朴訥な雰囲気とか思いきや、いきなり高速フレージングがバシバシとはいったり、冒頭から全開。
カントリームード、、乗馬のイメージで「Atlantic Limited 」。スペース・カウボーイって感じのメロディアスな「General Thunder」。哀愁漂う「Roger The Dodger」。ポップな「Wordsmith」。キャッチーな「Splendor Riot」。郷愁も感じる「Revelry 」。
スコット・コリーの高速ウォーキング・ベースがかっこい「Look Book」。一転、のんびりムード漂う「Whatever You Say, Henry」。即興曲風の「Earth Science」。終演は、美しさの中に現代ジャズの手法が散りばめられてる「Pantheon」。

ジュリアンの変幻自在に場面を展開する歌うギターをたっぷり楽しんでください。
実際、ライブで口元は歌ってました。今回も、全部歌っているとおもいます♪
そして、、彼の中には、ギターの音楽史に現れる様々なギターが集約してますね。

1. The Ramble
2. Atlantic Limited
3. General Thunder
4. Roger The Dodger
5. Wordsmith
6. Splendor Riot
7. Revelry
8. Look Book
9. Whatever You Say, Henry
10. Earth Science
11. Pantheon

Julian Lage (el-g)
Scott Colley (b)
Kenny Wollesen (ds, vib)

Tyler Chester (key) #2, 3, 5, 6, 7, 11
Jesse Harris (producer , maracas #2, casio #3, 5, 6 ac-g #9)

今日のおまけは同じメンバーで「Atlantic Limited 」

今日から、暖かくなるそうです。
でも、新潟は、、桜は、まだまだ。。

んじゃ、退散♪

2018年3月21日 (水)

心通い合う世界 『Live In Healdsburg / Anat Cohen & Fred Hersch』

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デュオの名手でもあるフレッド・ハーシュの今回のお相手は、イスラエルのマルチ・リード奏者、アナット・コーエン。トランペットのアヴィシャイ・コーエンの妹で、3兄弟でも演奏活動をしている。ヒールスバーグ・ジャズ・フェスティヴァルに出演した際のライヴ録音で、クラリネットを演奏。ハーシュ3曲、コーエン1曲を含む8曲。
先月の丸の内COTTON CLUBのソロ・ピアノのライブの時に先行発売してたので、ゲットしてきました♪

オープナーは、ハーシュ曲「A Lark」。静寂な空間に落ちるハーシュの美音から。この瞬間に心奪われる!そこに加わる芳醇なコーエンのクラリネット。
ハーシュ曲「Child's Song」も、繊細なハーシュのピアノで始まり、コーエンも膨よかな音色で応える。全神経を集中し、互いの音を聴き、全身全霊で応える。
コーエン曲「The Purple Piece」、少しエキゾチックなメロディから沸き立つような艶っぽさ。ふたりの優雅な会話。ビリー・ ストレイホーンの「Isfahan」は遊び心いっぱい!
ハーシュ曲「Lee's Dream」は、丁々発止。
ジミー・ローズ美メロ曲「The Peacocks 」は、アブストラクトなピアノからあの美しい世界へ。情感こめてメロディを奏でるコーエンの表現力の巧みさ。透明感あるピアノとのコントラストがより美しい曲を際立てます。力強いやり取り。幼い子どもたちの隠れんぼのような楽しいワァッツ・ウォーラーの「Jitterbug Waltz」。
終演(アンコール)は、エリントンの「Mood Indigo 」、ロマンチックな夢の中にいるように…。喝采!

まさに、親しいもの同士の楽しい会話。
互いに相手の音を聴いて、全身全霊で想像力豊かに創造していく世界。
血の通った、心通い合う音楽ですね。


1. A Lark
2. Child's Song
3. The Purple Piece
4. Isfahan
5. Lee's Dream
6. The Peacocks
7. Jitterbug
8. Mood Indigo (Encore)

Anat Cohen (cl)
Fred Hersch (p)

今日のおまけは、2016年のジャズ・アット・リンカーン・センターでの「Child's Song 」。

お中日ですね。
暑さ寒さも彼岸まで。そうなるといいな。

んじゃ、退散♪

«愛の肖像 『ジャズの肖像 ポートレイチャーズ』撮影 阿部 克自 / 監修 行方 均

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