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音楽で拡がる輪

2017年12月16日 (土)

より深みの増した2枚目 『Opowiesci Wigilijne / Andrzej Jagodzinski』

Opowiesci_wigilijnec

『Christmas / Andrzej Jagodzinski Trio』を演奏しているメンバーが、同じメンバーでのクリスマス・アルバムです!しかも、選曲も順番もほぼ一緒、最後に「Acoz z ta Dziecina」が追加されてますね。
「???」となり、最初、ボーナス付き再発かとおもったのですが、baikinmanさまからの情報で、別の録音だとわかり躊躇なく購入。

オープナーは「聖夜」。聖夜の星空をみあげるようなピアノソロからはじまる「Cicha noc 」は、ブルーノートも散りばめ、静粛な雰囲気。ベースソロも情感こもって良い感じ。
一転、アップテンポでアグレッシブ、躍動感満載「Z narodzenia Pana」。バース交換もあるドラムがフィーチャーされた曲。ソロ・ピアノで奏でる「Gdy sie Chrystus Rodzi」、賛美歌が美しきバラッドに変身。
美しいピアノ・ソロではじまった「Mizerna cicha」。哀愁あるメロディをエレガントに、ベース・ソロも情感豊か。大好きな演奏。セピア映画のワンシーンを観るよう。グルーヴィで流麗なフレージングがオンパレードの「Medrcy Swiata」。クラシカルな雰囲気「Pojdzmy wszyscy do stajenki」。大胆なアレンジ「Jezus Malusienki 」、ブルージーで哀愁たっぷり。
ショパンの国のピアニストらしい優雅でジャジーな「Gdy sliczna Panna」。
ベース・ソロとピアノ・ソロが、前に後ろに、一緒にと交互に絡み合いながら「Lulajze Jezuniu」。
終演は、哀愁の権化のような「A coz z ta Dziecina」。ドラム、ベースの繊細なサポートが曲を昇華させ敬虔な空間に。

最初のクリスマス・アルバムより20年以上の月日を経て、同じメンバーで挑む演奏。
アレンジはほぼ同じですが、より深みと味わいが生まれてると思います。
追加の曲もあるし、今、買うならば、2枚目のこのアルバムが良いと思う。
そして、前回同様、有名なクリスマス・ソングは余り出てこないので、普通に極上のジャズ・ピアノトリオとして、、一年中聴けちゃうクリスマス・アルバム。
ポーランドの演奏家だし、地震でもショパンのアルバムも出してたりするんで、ショパンの香りもします。多少の好き嫌いもでてくるかもしれませんが、、かなり美味しい演奏。
長年一緒に活躍するメンバーだけあって、阿吽はもちろん、、ベース、ドラムにもスポットがあたっている良いアルバム。

1. Cicha noc (Silent Night)
2. Z narodzenia Pana ( With the Lord's Birth)
3. Gdy sie Chrystus Rodzi (When Christ is Born)
4. Mizerna cicha (Humble and Quiet)
5. Medrcy Swiata (Sages of the World)
6. Pojdzmy wszyscy do stajenki (Let's All Go to the Stable)
7. Jezus Malusienki (The Wee Baby Jesus)
8. Gdy sliczna Panna (As the Baby Jesus)
9. Lulajze Jezuniu ( Sleep Now Baby Jesus)
10.A coz z ta Dziecina (And What About the Baby)

Andrzej Jagodzinski (p)
Adam Cegielski (b)
Czeslaw "Maly" Bartkowski (ds)

今回は、英語のタイトルがふってありました。そちらもつけておきますね。
で、、正直な、、七不思議。確かに演奏は別ヴァージョンなのですが、基本アレンジは一緒で、演奏のイメージも大きく違う感じではありません。うむ。。何があったのでしょうか?
アンドレィ・ヤゴジンスキは、ちょっと変わった人で、、ずいぶん前に、ジョバンニ・ミラ・バッシの演奏がとても気にいってしまって、、一緒に演奏するために、自分はアコーディオンに持ち替え自身のトリオにミラ・バッシを迎えたアルバムを出しています。
今回は、何があったのかな。。

今日のおまけを探しまくったのですが。。
ないんですよ。。m(_ _)m
代わりにと言っては、、なんですが、、前回のジャケットも掲載しておきます。
これ、好きなジャケットです。

Andrzej_jagodzinski


んじゃ、退散♪

2017年12月15日 (金)

半世紀が時がもたらす味わい 『Christmas Wish / Herb Alpert』

The_christmas_wish

ハーブ・アルパートには、彼が「Herb Alpert and The Tijuana Brass」として活動したいた頃のクリスマス・アルバム『Christmas Album / Herb Alpert and The Tijuana Brass』があります。これは、レコードでもってます。1968年のリリースなので、新譜は50年?ぶりのクリスマス・アルバム! 
定番のクリスマス・ソングを、45人編成のオーケストラ、32人編成の聖歌隊、そしてゲストも迎えます。その真ん中でトランペットを吹いているのがハーブ・アルパート。
ゴージャスなイメージのクリスマス・アルバムです。

オープナーは、オケと聖歌隊で一気に盛り上がる「Joy To The World&Silver Bells - Medley」から。Joy To The Worldのテーマを全員で合わせるところは壮観、続くSilver Bellsも軽快。2つの曲がミックスされた感じのアレンジも楽し。
「Let It Snow&Rudolph The Red Nosed Reindeer - Medley 」、明るくリラックスしたトランペットにLet It Snow、Rudolph The Red Nosed Reindeerは、よく似合う。
エレベが印象的なアレンジの「Santa Baby」は、ミュートかな?
「Carol Of The Bells&We Wish You A Merry Christmas - Medley」、聖歌隊が活躍し壮大。
一転、ギター・ソロからしっとり入る「I'll Be Home For Christmas」、ポップでメロディアスなトランペットにうっとり。
トランペット独奏から始まる「Silent Night 」、後半はコーラスも重なり美しい。

収録されている楽曲は、老若男女に世代を超えて親しまれているお馴染みのクリスマス・スタンダードが15曲!その中には、「Let It Snow」から「Rudolph The Red Nosed Reindeer」のメドレーや、「Silent Night」、「Winter Wonderland」など誰もが知っている楽曲がずらり!!これらの楽曲をハーブ・アルパートは、今回、自身のトランペットに加え、10人編成のリズム・セクション、45人編成のオーケストラ、そして32人編成の聖歌隊とともにレコーディング!ゴージャスな編成とアレンジで楽曲を盛り上げている。レコーディングが行われたのは、ハリウッドにある歴史的スタジオ、キャピタル・スタジオである。

全編ジャジーでありながらも、時にはビッグバンド風のゴージャスなアレンジがあったり、聖歌隊が加わった厳かな響きがあったりと、広く、長く愛されているクリスマス・スタンダードがずらりと収録された新たな聖夜の定番がここに誕生した。柔らかに高らかに響く「Winter Wonderland」、テンポを緩急かえながら楽しく。
冬の澄んだ夜空かチェレスタで透明感を増す「Merry Christmas, Darling 」。ちょっと、レトロなアレンジ、再び、ミュートを使った楽しい「Santa Claus Is Coming To Town」。
ハーブ・アルパートのパートナー、ラニ・ホールの情感こもった歌がとても素敵な「The Christmas Wish 」。
ラテン風味のアレンジでパーカッションが効いてる「Have Yourself A Merry Little Christmas」。ピアノが美しい「The Christmas Song」。お洒落で都会的な「White Christmas」。ドラマチックなアレンジ、コズミックなサウンドも入る「What Are You Doing New Year's Eve?」。
終演は、音の重なりと広がりが厳かな「Jesu, Joy Of Man's Desiring」。

たくさんの音の重なりで荘厳な雰囲気、でも、肩の力のぬけたメロディアスな主役のトランペットのおかげで、親しみやすさが増してます。
ジャケットの、帽子を脱いで、おひげも外したサンタ姿。彼の演奏は、まさに、このくつろぎ感。
50年前のジャケットの写真、、あのストレートな視線を和らげるメガネもつけちゃってるしね♪

1.Joy To The World&Silver Bells - Medley
2.Let It Snow&Rudolph The Red Nosed Reindeer - Medley
3. Santa Baby
4.Carol Of The Bells&We Wish You A Merry Christmas - Medley
5.I'll Be Home For Christmas
6.Silent Night
7.Winter Wonderland
8.Merry Christmas, Darling
9.Santa Claus Is Coming To Town
10.The Christmas Wish
11.Have Yourself A Merry Little Christmas
12.The Christmas Song
13.White Christmas
14.What Are You Doing New Year's Eve?
15.Jesu, Joy Of Man's Desiring

Herb Alpert (tp)

Mike Shapiro(ds)
Anthony Wilson(g)
Mike Valerie (b)
Larry Goldings(p)
Patrick Warren(key)
Bob Zimmitti (perc.)

Lani Hall (vo) #10

今日のおまけはアルバムのトレーラー。

ちなみに、昔のジャケットはこれですね。

Herb_alpert


んじゃ、退散♪


2017年12月14日 (木)

愛の結晶 『Love at Christmas / 横田明紀男 & 長尾珠代』

Love_at_christmas


ジャスのデュオ・ユニットFried Pride(2016活動停止)のギタリスト、横田明紀男とパートナーであるヴァイオリニスト、長尾珠代のデュオのクリスマス・アルバム。ギタリストは、2012年に脳梗塞を発症しており、リハビリからの復帰だったそうです。もちろん、この演奏ではそういうことは微塵も感じません。

オープナーは、アコギで誘う「The Christmas Song 」、テーマはヴァイオリンが優雅に。ギターは、感情豊かにサポート。ギターソロは、さりげなく技巧を披露。まさに、ご夫婦ならではの息のあった演奏。アコギでソロ・ギターで送る「Angels we have heared on high」、ときおりスパニッシュな感じも入ったエレガントな演奏。
明るく楽しいアットホームな「 I saw mammy kissing SANTA CLAUS」。後半、ギターのカッティングに乗って舞い踊るヴァイオリン。仲良しですね。フィドル風なカントリー風味が楽しい「Blue Christmas 」、丁々発止。
セミアコをつかってギターソロでブルージーニ「Amazing Grace 」。アレンジと互いの演奏の妙「SANTA CLAUS is coming to Town 」。
ギターのボディーパーカッションがスパイス「White Christmas」。テーマをヴァイオリンとギターが交互に優しく奏でる「Have yourself Merry little Christmas」。クラシカルに切なさと美しさを込めた「Merry Christmas Mr.Lawrence」。スパニッシュが効いた華やかなギターが印象的、荘厳な「O Holy Night 」。ピアノとセミアコでポップなアレンジの「Ave Maria」。グループサウンズの曲みたいだけど、胸にしみて良いですね。
ギター・ソロで始まる「Delight!」、途中から。ヴァイオリンも加わってロック「Delight!」へ。終演は、ソロ・ギターで「Silent Night」、アコギとセミアコの多重録音?もある優雅な調べ。

ギターは、表現力が幅広く、アレンジも斬新。ソロ・ギターって、難しいと思うのですが、これも巧かった!ヴァイオリンとのやりとりも工夫されており、細かなところにまで気合のはいった演奏。ヴァイオリンが、ギターを信じ切って飛翔しているのが凄い。
夫婦ならではのあたたかな感じも、、じんわりあって、まさに「Love at Christmas」ですね♪

1.The Christmas Song
2. Angels we have heared on high
3. I saw mammy kissing SANTA CLAUS
4. Blue Christmas
5. Amazing Grace
6. SANTA CLAUS is coming to Town
7. White Christmas
8. Have yourself Merry little Christmas
9. Merry Christmas Mr.Lawrence
10. O Holy Night
11. Ave Maria
12. Delight!(from Beethoven Symphony No.9)
13. Silent Night


横田明紀男 (g)
長尾珠代 (vn , p)

今日のおまけは、ライブ?「The Christmas Song」

ええと、ジャケットの中のお写真がとても素敵です。
使用のギターもわかりますね。

Love_at_chritmas2


んじゃ、退散♪

2017年12月13日 (水)

大人可愛い 『Have Yourself A Merry Little Christmas / akiko』

Have_yourself_a_merry_little_christ

2001年、名門ジャズレーベル「ヴァーヴ」より、初の日本人女性シンガーとしてデビュー。以来、毎年アルバムをリリースしている人気の歌姫。
私は、随分と偏った音楽遍歴なので、今回初めて知り、購入。2回目、10年ぶりのクリスマス・アルバム。
定番のクリスマス曲とジョン・レノン、マライア・キャリーといったポップなクリスマス定番、オリジナルも入れた全10曲。曲ごとに趣向を凝らした、エンターテインメントな作品。

オープナーは、ギターとのデュオでしっとり始まる「 I’ll Be Home for Christmas 」。途中から加わるオルガンの響きが素敵。
ギタートリオバックに、キュートな「Here Comes Santa Claus」。コーラスのChai-Chee Sistersが入ってよりキュートに。ギターとのデュオで優しく穏やかな「Blue Christmas」。クリスマス曲、デュエット定番「Baby, It’s Cold Outside 」のお相手は、甘い声がうっとりの牧野竜太郎。息のあった掛け合いです♪
この曲を選曲するなんて、センスがいいなっ、「Christmas Time is Here 」。しかも、理想的。ギターとローズで大人のクリスマス。
ウクレレの音色があったかい「All I Want for Christmas is You 」。素朴な調べをウクレレのソロで奏でる「Ave Maria」。
まるで定番の厳かさ、オリジナルの「Christmas Wishes」は、ギターとデュオで。
再びハッピーなコーラスが重なって「Happy Xmas」、説得力がありますね。ギターもウクレレも幸せ感満載。終演は、タイトルにした「Have Yourself a Merry Little Christmas 」。シンプルにシンプルに、、ウクレレとデュオ。優しさに包まれておしまい。

全編厳かであたたか、しっとりとした大人のためのクリスマス。
可愛すぎない、大人可愛いクリスマス・アルバムです。

1. I’ll Be Home for Christmas
2. Here Comes Santa Claus
3. Blue Christmas
4. Baby, It’s Cold Outside
5. Christmas Time is Here
6. All I Want for Christmas is You
7. Ave Maria
8. Christmas Wishes
9. Happy Xmas (War is Over)
10. Have Yourself a Merry Little Christmas

akiko (vo)

おまけの動画がみつからなかった・・。。
10年前のクリスマス・アルバムの動画はあったんですね。
この新譜の方が、好きだな。

んじゃ、退散♪

2017年12月12日 (火)

アグレッシブでハイテンション 『H ZETTRIOのChristmas Songs / H ZETTRIO』

H_zettriochristmas_songs


ハイスピードでスリリングな演奏を持ち味とするピアノトリオ。
最近も、某ノート・パソコンのCMで、超ハイスピードでエネルギッシュな演奏で「おや?」と、思った方も多いかもしれません。
不勉強ながら、初めて買いました。m(_ _)m
定番のクリスマス曲8曲、オリジナル2曲、オリジナルは、鍵盤担当のH ZETT M(青鼻)。

オープナーは、冒頭に「We Wish You a Merry Christmas」を使ったパワフルな曲。クリスマス・マーケットの賑わい、明るさ、たっぷり。途中から、有名なクリスマス曲のテーマがはいったりと、クリスマスへの高揚感に溢れてる。
アップテンポでイケイケのラテンタッチの「Winter Wonderland」。超あわてまくるサンタクロースが目に浮かぶ「あわてん坊のサンタクロース」。
ウッド・ベースが活躍する「Rudolph The Red Nosed Reindeer」。ジャジーな1曲。
不安感満載、ドラマチックな「JINGLE BELLS」。
ドラムの煽りが控えめ?な「Silent Night」。たぶん、このトリオらしくない?演奏。
ロマンチックでキャッチーなフレーズが耳に残る。それでも、あえて言うと「Silent Night」の演奏の中ではアグレッシブな方だと思う。
力強い「Santa Claus Is Coming to Town」。絶対絶対サンタはやってくる確信満載。
斬新でハイテンションな「White Christmas」。ま、元気が平和の源ですし。。
「The Christmas Song」は、まったく奇を衒うことなく、しっとりしたバラッドで。
終演は、オリジナルで「光のヒンメリ、輝く街」。ヒンメリは、北欧の伝統的なクリスマスの飾り。別名「光のモビール」。お部屋をクリスマス気分を盛り上げます。
演奏は、ポップでパワフル。ストリングスも入ってお洒落で壮大な雰囲気。ワクワクする気持ちが溢れてますね。

ハイテンションでアグレッシブなクリスマスを迎えたい方に。
一度聴いたら、忘れられない個性的なクリスマス・アルバム。

1.祝祭広場のクリスマスマーケット
2.Winter Wonderland
3.あわてん坊のサンタクロース
4.Rudolph The Red Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ)
5.JINGLE BELLS
6.Silent Night
7.Santa Claus Is Coming to Town(サンタが街にやってくる)
8.White Christmas
9.The Christmas Song
10.光のヒンメリ、輝く街

H ZETT M(p)青鼻
H ZETT NIRE(b)赤鼻
H ZETT KOU(ds)銀鼻


なんで、○鼻かって?
それは、今日のおまけのアルバムのトレーラーを観てくださいね。

クリスマスまで、もうちょっとね。
んじゃ、退散♪

2017年12月10日 (日)

冬の夜を静かに厳かに 『Quiet Corner - a collection of christmas music / 山本勇樹(Yuki Yamamoto)』

Quiet_corner


山本勇樹氏は、HMV BOOKS & TOKYOの音楽バイヤーさんだそうです。2014年に発売された著書、繊細で穏やかな音楽をテーマにしたディスク・ガイドッック「クワイエット・コーナー 心を静める音楽集」は、私はとても気に入っていて、持っているCDの場所に付箋がたくさんついてます。

「美しい叙情と詩情に満ちあふれた音楽」というコンセプトで、何枚かのコンピレイション・アルバム「Quiet Corner」をだしていて、今回は初のクリスマス特集の作品。
ライナーに、
「「美しい叙情と詩情に満ちあふれた音楽」というコンセプトに変わりはなく、数あるクリスマスのスタンダード曲から、そして清らかな冬の情景のイメージを広げて厳選した、とっておきの17曲を収録。」
とあります。期待できますよね!

国籍、ジャンル、年代をこえた選曲で、山本勇樹氏の心に浮かぶとっておきの音楽が並んでいます。
オープナーは、イタリアのピアニスト、チェーザレ・ピッコのソロ・ピアノのクリスマス・アルバムから静謐のなかにインティメイトな暖かさを感じる「The Christmas Song」から。
クワイエット・シーンで人気のダイアナ・パントン「The Christmas Waltz」は、気持ちをほぐしてくれる。慈愛に満ちた「Never Pine For The Old Love」。ナオミ・ベリルの優しさいっぱいの「 Lullaby」。ヴィオラ・ブラジレイラの名手ネイマール・ヂアスの美しくメランコリーな「Allemande」。
ぺトラ・ヘイデンとビル・フリゼールの素朴で暖かな「When You Wish Upon A Star」。ベントーラの「My Suitor」は時を超えて心に訴えかける。
夢の世界に誘うナショナル・ジャズ・トリオ・オブ・スコットランドの「I Saw Three Ships」。ドス・オリエンタルスの超個性的な「Merry Christmas Mr. Lawrence」は、スパイスに。
ジャスティン・ヘインズの「Frog Prince 」は、ほっこりするデュオ。ドン・ぺリスの穏やかなギター・ソロ「It Came Upon A Midnight Clear」。ブライアン・ホッブスのソロ・ピアノ「Candle In The Window」は癒しのメロディ。ゆったり、優雅なジョン・サウスウォースの「Have A Good One 」。
アカペラコーラス付き、透明で妖精のささやきのようなジョー・マンゴーの「Cordelia 」は感動的…。続く、「Blood On The Snow」のビル・ウェルズがフィーチャーしたローナ・ギルフェダーの歌声も柔らかで穏やか。負けずに美しいピアノとヴォーカルのデュオは「I'll Be Home For Christmas」。
終演は、神秘的ですらあるソニックブラットの「Niao」。愛おしさを感じる心に優しい音楽。

クリスマスを、大事な時を、大切な人過ごす時にオススメのコンピレイションです。
柔らかな色調のジャケットも素敵ですよね。ぜひ♪

1. The Christmas Song / Cesare Picco
2. The Christmas Waltz / Diana Panton
3. Never Pine For The Old Love / The Unthanks
4. Lullaby / Naomi Berrill
5. Allemande / Neymar Dias
6. When You Wish Upon A Star / Petra Haden and Bill Frisell
7. My Suitor / Berntholer
8. I Saw Three Ships / National Jazz Trio Of Scotland
9. Merry Christmas Mr. Lawrence / Dos Orientales
10. Frog Prince / Justin Haynes
11. It Came Upon A Midnight Clear / Don Peris
12. Candle In The Window / Brian Hobbs
13. Have A Good One / John Southworth
14. Cordelia (Choral Version) / Jo Mango
15. Blood On The Snow / Bill Wells feat. Lorna Gilfedder
16. I'll Be Home For Christmas / Live Foyn Friis & Thomas Torstrup
17. Niao / Sonicbrat

山本勇樹 プロデュース

師走の休日、、朝から素敵な時間となりました。。
丁寧に淹れた珈琲とともに至福の時間。

んじゃ、退散♪

2017年12月 9日 (土)

時を経て再発 『Nordic Christmas / Tore Brunborg & Kjetil Bjerkestrand』

Nordic_christmas

ノルウェーのサックス奏者、トーレ・ブルンボルグと朋友シェティル・ビェルケストランの間には、1995年にリリースされた『Gull, Røkelse Og Myrra』というクリスマス・アルバムがあります。
今回、ACTレーベルからこのアルバムが再発されました。

ジャケットの写真になっているノルウェーのAvaldsnes Churchで録音された作品。教会のパイプ・オルガンが神聖な響きをもたらしています。北欧のトラッド、クリスマス・ソング、賛美歌などを14曲。
ブルンボルグは、テナーとソプラノのサックスだけでなく、リコーダーも何曲かで吹いてます。

オープナーは、北欧ファンに人気の曲「Det Hev Ei Rose Sprunge」。邦題「一輪のばらが咲いた」テナーのふくよかな響きで敬虔な気持ちになります。しかっり、ふきあげてます。クリスマスキャロル「O, Helga Natt 」もテナーで。オルガンと重なると天を見上げたくなります。静寂な時間が淡々と過ぎていく。「Away In A Manger」のクリスマスキャロルでは、リコーダーも吹いている。素朴な味わい。
驚くのが「Stille Natt」、そう、「聖しこの夜」。最初に丁寧にテーマを吹いたあとに、次第に強い感情の吐露に移行。フリーキーな音とオルガンの不協和音で、かなり強烈なアヴァンギャルドでフリーな演奏に。雄叫びあげてますです。その分、後テーマが美しく心に沁みますが。。ノルウェーの厳しい自然ですか??
その後は、何事もなかったように淡々と進行していく。
「Ave Maris Stella」では、ソプラノとテナーを多重録音してたり、「Hark! The Herald Angels Sing 」、「O Little Town Of Bethlehem」では、再びリコーダー使ったりと、、シンプルな編成ですが工夫されてます。
「O, Du Herlige」では、オルガンとサックスの力強いインタープレイを。終演は、サックスのソロから始まる「Mitt Hjerte Alltid Vanker 」、曲の持つ哀愁がしみる多重録音。

教会のオルガンを使った神聖な雰囲気の中、オルガンとサックスのデュオとうシンプルな編成。しかし、多重録音を含め演奏はバラエティに富んでおり、ただ、荘厳な雰囲気なだけではないのが流石!
高い天井、冷たい空気、全てが自然な響きに。1995年の再発とは驚きましたが、その価値はありますね。

1.Det Hev Ei Rose Sprunge ( Traditional)
2.O, Helga Natt ( Adolphe Adam)
3.Det Lyser I Stille Grender ( Lars Soraas)
4.Det Kimer Na Til Julefest ( Carl Christian Nikolaj Balle)
5.Away In A Manger ( William James Kirkpatrick)
6.Jeg Synger Julekvad ( Traditional)
7.Adeste Fidele ( John Francis Wade)
8.Stille Natt ( Franz Xaver Gruber)
9.Et Lite Barn Sa Lystelig ( Traditional)
10.Ave Maris Stella ( Traditional)
11.Hark! The Herald Angels Sing ( Felix Mendelssohn Bartholdy)
12.O Little Town Of Bethlehem ( Lewis Henry Redner)
13.O, Du Herlige ( Traditional)
14.Mitt Hjerte Alltid Vanker ( Traditional)

Tore Brunborg ( ss,ss, recorder )
Kjetil Bjerkestrand (org)

最近、「Tore Brunborg Slow Snow Quartet @ Jazz FLASH (1/26)」「RaknesBrunborg @ 新潟県政記念館 (9/8)」と、新潟にご縁が多いトーレさま。『Gull, Røkelse Og Myrra』には、サインをいただきましたよ。
このアルバムにもサインが欲しいなっ。

今日のおまけは、「Adeste Fidele」、「神の御子は今宵しも」です。
。前回『Gull, Røkelse Og Myrra』で、リリースされたときのジャケットが見れます。

新潟市内は、たくさん降った雪が消えましたよ。ラッキーです!!

んじゃ、退散♪

2017年12月 8日 (金)

寒い夜に…燃え尽きた  『海野 俊輔(Mirage)トリオ @ ジャズフラッシュ(12/7)』

海野 俊輔トリオ @ ジャズフラッシュ(12/7)
海野 俊輔 (ds) 宮川 純 (org)  西口 明広 (ts)

Umino


ドラマーの海野 俊輔さまの新譜『Mirage』のリリースツアーでした。
去年の暮れに発売になっているので、一年越しで生演奏が聴けて嬉しいっ!
寒い日には、オルガン・ジャズだぜ。もちろん、ハモンドで手ベースね!

セロニアス・モンクの「Straight No Chaser」で始まった。テナー、オルガン、ドラムとソロを回し、最初から飛ばします。私、いきなり、沸点に達しまた。笑
海野さまの解説で、西口さまのアレンジとのこと、アッパーなイケイケな演奏。
西口オリジナル「Sandbox」、印象的なテーマがどこか懐かしい気分になる、シャープなドラムが煽り続けるファンキーでダンサンブルなナンバー。オルガンソロで、西口サックスが、ハンドクラップを始めたのですが、いや、なんと切れ味のよいハンドクラップ。笑
フリーキーにパンチを繰り出すサックッスの破壊力、すごい。
スタンダード「Honeysuckle Rose」、ちょっとコケティッシュなテーマとは、一転、サックスとオルガンの流麗なフィンガリングと、、いかにもオルガンって響きも楽しかったご機嫌演奏。宮川さまのアレンジ!
海野さまの故郷、魚津市に想いをこめた「Mirage」。オルガンのロングトーンが美しく響く中、ソプラノで幻想的に歌い上げる。ブラシワークを始め繊細なドラムワークがとても効果的でインテリジェンスたっぷり。蜃気楼が浮かび上がるよう。。スピリチュアルな雰囲気も。蜃気楼みてみたいなっ。
1セット目の最後、マレット(?)の大胆なドラムソロで始まった海野オリジナル、ジェフティン・ワッツに影響されて書いた曲「Tainish」。もう、超アッパーでノリノリ。高速三位一体の破壊力で怒涛の攻め!! イェーイ。

休憩中に海野さまが、シズルで?指を切ったと仰って、バンドエイドしてた。いやいや、スマートだけど、熱血漢ですね。

2セット目は、アーシーなオルガンソロが印象的な「Save Your Love For Me」。胸のすくようなドラムソロがある硬派の宮川曲(タイトル失念)。
海野オリジナル、北国の透明感ある空気、自然をイメーjした?「Air of North Land(??)」。メロディアスなソプラノサックスで、北欧ジャズみた〜い。
これまたお腹の底から叫びたくなるような超イケイケな「Green Chili Pepper」。タンバリンを持ってステップ踏むサックス奏者に鼓舞されながら、、いやぁ・・インタープレイに続くインタープレイの応酬で一緒に高揚しちゃって、、しまいに頭がおかしくなりそうでした。最後は、素敵なメロディの西口オリジナルでした(タイトル失念)。

大喝采で、アンコール。トレーンのバラッド「After The Rain」。
なんだ、この人たちは。バラッドプレイの深淵なることこの上なし。
教会で祈りを捧げるように聴き入りました。。

大胆&繊細なドラム、豪放パワー溢れるサックス、モーダルでクールビューティなオルガン、至福の高揚感で仰け反りまくりました!

いやいや、海野流ラリー・ヤング、ユニティへのオマージュがたっぷり詰まっていた。アルバムの『Mirage』には、2曲でトランペットの黒田卓也さまが入っています。この2管がまたかっこいいのだ。気になった方は、ぜひ。

Mirage


というわけで、1年がかりでサインをいただきました。笑
ハモンド、いいですよね。奥にあった黒のコンパクトな箱がレスリースピーカー?だったのかな。。
打ち上げで、ミュージシャンの皆さんが、フラッシュの響きがとても良い、って、言ってました。
全国の皆さん!!確かめにきてくださいね!

さて、、ハモンド・オルガンのクリスマス・アルバムでもかけるかな。

『MirageChristmas Soul / Barbara Dennerlei』

2015年のハモンド・オルガンの世界的プレイヤーのクリスマス・アルバムです!

んじゃ、退散♪

«またまた、クリスマス・アルバムの追加情報で〜す!

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