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音楽で拡がる輪

2017年11月20日 (月)

媚びずに自分の信じた世界を追求 「佐藤浩一Solo Piano Live @ イワイスタジオ (11/19)」

佐藤浩一Solo Piano Live @ イワイスタジオ (11/19)

Koichi

去年の4月の頭のあった佐藤浩一ピアニストのソロライブは、1セット、2セットが夢のようにあっとう間にすぎ、濃密なとてもいい時間を過ごせました。一年半、楽しみにこの時を待っていました。

この一年半の間には、ご自身名義の名盤『Melancholy of a Journey』をはじめ、Bungalowは、もちろん、様々なユニットでの活躍は目に見張るものがあります。

今回のライブも、ますます凄みを増していました!
オリジナル中心のライブです。

1曲目は、「First Call」、まるでピアノにこれからライブが始まることを伝えているような小さな音の連打で始まった。しなやかな指先から柔らかな光がみえてくるような優しい曲。ソロピアノで聴く「Transience」も一段と胸に沁みる。セピア色の光景が流れて行きそうな「Return」。
3曲、癒し系のオリジナルと演奏が続いた後は、トリスターノの「「Lennie's Pennies」を低音がゴリゴリ、畝る畝る!先ほどとは一転アヴァンギャルド♪
意識を遠くに持っていかれる穏やかさとなぜかちょっぴり切ない郷愁が交互にせまる「Closing Waltz」。
1セット目の最後は、『Melancholy of a Journey』のオープナー、旅する人たちのもつ哀愁と車窓の疾走感が人生とかさなる「The Railway Station」。様々な楽器が織りなすサウンドとはまたちがった力強さを感じで、大拍手で終演。

2セット目の最初は、「媚びないことを貫く」小説の登場人物に共感してできた「Kamiya」、もともとぶっ飛んだ曲なのですが、心に大嵐が吹き荒れるるようなガッツンガッツンくる演奏。目の前で体全体で跳ねているような狂気の沙汰演奏。
大聖堂の高い天井から鳴り響いているような荘厳な雰囲気「Heaven」。
靴音も入って、ごりごり・うねうね・のりのりのウォーン・マーシュ「Background Music」。続いて、「The Railway Station 3」、これも人生の悲喜こもごもを感じる曲。
シームレスに始まったのは、うなり声も入ってテーマが時々現れるアヴァンギャルドな演奏からの名もなきブルース。もう、かっこよすぎて卒倒寸前。
写真タイムは、アヴァンギャルドな演奏からのまさかまさかの「いつか王子様が」。。
最後は、去年と一緒!情景が映り込むようなリリカルな「Long Winter And Hazy Moon」。途中の新幹線からの雪の光景が頭にあったかもしれませんね。叙情的で静かなパッションを感じる演奏で終演。
拍手喝采でアンコール。アンコールはヘンリー・マンシーニの「Two for the Road」を詩情豊かに。。

演奏はさることながら、今回つくづく思ったのは作曲能力の高い人だな。。と、いうことです。これは、会場に来ていた何人ものお客様と同一意見。耽美的な癒し系から、ゴリゴリでアヴァンギャルドな曲まで幅広く、当然、その曲にあった幅広い演奏となりました。
去年「TOAD」という曲を演奏し、彼がTはTristano、OはOrnette Coleman、AはAndrew Hill、DはDebussyの 題して、クセものの系図がお好きということはしっていたのですが、エリック・サティもお気に入りなのだとつくづく思ったのでした。
まるで 映画の中に自分がいるように いろいろな光景、心象風景が立体的に浮かびました。
世間に媚びずに自分の信じた世界を追求しているのですが、いぁ、その世界に陶酔してしまった!

浩一さま、主催の岩井美子さま、ありがとうございました。m(_ _)m
ずっと、自分に正直に演奏に向かいあっていてくださいね。

ソロのアルバム欲しいです!

先週の火曜の中村 真木曜のWolfert Brederod、そして今日の佐藤 浩一! 個性豊かな素晴らしいピアニストたちを 新潟で愉しませていただきました! 嬉しすぎです。でも、この後、、しばらく、ひきこもりですね。。。

んじゃ、退散♪

2017年11月17日 (金)

現代版天上の音楽 『Gjertrud Lunde @ 上越市高田 浄興寺(11/16)』

Gjertrud Lunde @ 上越市高田 浄興寺(11/17)
Gjertrud Lunde (voice)  Wolfert Brederode (p)
Florian Zenker (g, baritone guitar ,elect.)  Jarle Vespestad (ds, perc.)

Gjertrud_lunde_1

ノルウェー出身、ドイツ在住の歌姫イェトゥルー・ルンデが、凄腕のミュージシャンを引き連れて来日。上越市高田の浄興寺の公演に行ってきました。久しぶりに、新潟市以外の遠征でちょっと緊張。

浄興寺は浄土真宗の宗祖親鸞聖人によって創設された古刹で、本堂の立派な内陣前にあるステージのバックには、天女が舞う彫刻が。。外は土砂降りの雨、、始まる前から心が異次元に旅立ちそうです。。

ほぼ定時に、まず3人が姿を現しました。演奏が始まると会場はいきなり幻想的な夢の世界へ。選び抜かれた音、しかも小さな音、、そこに歌姫が登場。
透明感あふれる歌声が楽器と重なります。
透明感あふれる歌声、ヴォイスを自らエコー?をかけたり、拡声器?みたいなものをつかったりと、いろいろな工夫でのヴォイスコントロールで、幻想的なバンドサウンドを創りあげていました! 1曲小さな手持ちの民族楽器も使ってました。荘厳な堂内荘厳なアンビエントな空気、まさに唯一無二。
全員素晴らしいメンバーなのですが、ピアニストのヴォルファート・ブレーデローデ の詩情豊かな演奏は 本当にうっとりです。今回、ギターはほとんどメロディを弾きませんでしたので、彼の美しいフレーズが大活躍でした。
ベースレスですが、ギタリストのヤーレ・ヴェスぺシュタが弓引きやらバリトンギターやらで、透明感あるサウンドの低音部担当にとても相性が良く効果的だったとおもいま〜す。ものすごく、繊細な音を奏でていて空間を清めていた。弓の他にも、筆のようなもので弦を撫でたり、自分の顔を近づけて(髭か??)音をだしたり、、とにかく、終始、静寂なムードメーカー。
ドラムのヤーレ・ヴェスぺシュタ。トルド・グスタフセンのバンド、ファーマーズ・ マーケットと対局を行くような人気バンドのドラマー。歌姫セリア・ネリゴールのバンドにもいたので、ようは、なんでもオッケーなんでしょね。今回は、最小限の音を加えるだけで彩り豊かになるお手並みを目の前で拝見。スティック、ブラシ、マレット、手のひら、、スティックの先でシンバルキュン、、もう、何をやっても様になるんだわ。これが。。

もう、幸せの絶頂だ。って 全体にお寺の雰囲気も荘厳で、アンビエントな雰囲気。
様々な音楽を融合させた洗練された幻想的世界。

想像してください。BGMは降り止まぬ雨音。。高い天井に広いお堂に響き渡る音、ステージのバックを飾る天女の舞、、もう異次元世界です。
そう、アンコールだけ 全員でエキサイティングで、ギターのピッキングでのソロ演奏や、マレットで叩きまくるドラムなど、、彼らの別の超絶の姿を垣間見たです。いや 演奏中もずっと 静かなる超絶なんですけどね。

最前列のピアノ前に席を確保いたしました。それにしても、、寒かった。
あちこち、たくさん、ストーブがあるのですが、時間を経るごとに寒さが増します。我々オーディエンスは厚手の防寒具ですが、歌姫はなんと肩のでる薄いドレス!いくら、ノルウェー生まれだって、寒くないのか?すっごく心配だったんですが、、ライブが終わったあとでも、そのお姿でサインや写真に笑顔で対応してくださいました。m(_ _)m
サインと写真をお願いして 最終のしらゆきで帰って来ました。

Gjertrud_lunde_2


と、ツアーはもう少し続きます。
今日は、新潟市のジャズフラッシュ!

11/17(金)新潟 Jazz Flash
11/18(土)横浜 Airegin
11/19(日)青山 Heaven

皆さん!!まだ、間にあいますよ!!

んじゃ、退散♪

2017年11月15日 (水)

凄まじい高揚感! 「Kazuki Yamanaka Quartet @新潟ジャズフラッシュ(11/14)」

Kazuki Yamanaka Quartet @新潟ジャズフラッシュ
山中一毅 (as) 中村真 (p) 中村新太郎 (b) 大村亘 (ds)

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「中村 真トリオで もっとも重要な要素は 即興感だ!」
と 言い切る ピアニスト中村真。
この四月には『Makoto Nakamura Trioのリリースツアーで老舗ジャズフラッシュににやってきました。
彼らは、素晴らしいインプロヴァイザーだ。
そのトリオと今回来日ツアーを敢行し、毎日 進化を深めているアルトサックス奏者山中 一毅。彼のカルテットのライブを聴いてきました。

オープナーは、エリントンの「Take the Coltrane」、芯のしっかりしたひきしまった音でテーマを吹き始めました。今日の互いの感触を探り合うような感じで、容赦無くプッシュするトリオをバックに、挨拶がわりに。トリオになると入ると1曲目から飛ばして来るピアノと強靭なリズム陣が爆発、もう、個人的には大盛り上がり。ドラムの空間支配能力高すぎ!!ベースソロの後ろでのピアノとドラムがかっこよかったっす。いやぁ、こんなパワフルなトリオをバックにフロントに立つアルトサックスの勇気に脱帽。続いて、哀愁と怒涛の「Invitation」。ドラムの攻撃的な姿勢にシビレまくる!トリオのエナジーを一身に集中させ爆発させる姿は 本当に雄々しかった!ドラマチックでエモーショナル。こういう効果はフロントがいるからですよね。
一転、バラードを美しく、でも、強く。1セット目最後は、パーカーの「Donna Lee」、流麗によどみなく吹きあげ存在感を誇示するサックス、襲いかかるピアノトリオ。笑
もう、ライブならではの高揚感をストレートに楽しみました。一人、一人がかっこよすぎ。

2セット目は「My Shining Hour」ではじまり、「Bolivia」とかテンション高い曲を並べてきて、グッとタイトにしまった熱い演奏が続きました。フリーになっている場面も結構あって、濃密なんだけど 崩壊寸前くらいまでの距離感のある カタチもはっきり定まらない 自由自在なサウンドが創り出す。その大きなパワーを体全部で吸収して演奏に返すサックス。バラード「You Don't Know What Love Is」の情感ゆたかな演奏、と、一気に時間がすぎます。
高まる大波のような「Dolphin Dance」など、もう、あり得ない展開で、、会場は大盛り上がり、アンコールも含めて終わったのは10時半すぎでした。

今回も 中村真トリオは 宇宙遊泳でもするように 動きまわって 自由そのもののサウンドでした。
曲のテーマがアウトラインで決まっていても、、濃密なんだけど 崩壊寸前くらいまでの距離感のある カタチもはっきり定まらない 自由自在な感じ。こうやって 書いていると その高揚感が蘇ってヤバイ。
そこに、素晴らしい音色のアルトサックスの雄が 入ると 少しそのアウトラインがはっきりしてくる。
トリオのエナジーを一身に集中させ爆発させる姿は 本当に雄々しかった。

素晴らしい演奏をありがとうございました。
いや、凄まじかった。。燃えつきました。

で、例によって打ち上げちゃったんで、、こんな感じでごめんなさい。m(_ _)m
あ、これからは、大村ドラマーのことを、ブライアン・ブレイドさま、って、呼ぶことにしました。笑

んじゃ、退散♪

2017年11月14日 (火)

歌うようにピッキング 『3 for 3 / Mike Moreno』

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浮遊感の魔術師で美しきヴォイシングのアメリカのギタリスト、マイク・モレノの新譜はクリス・クロスからのギタートリオ盤。
ベースはダグ・ワイス、ドラムはケンドリック・スコット、いづれも過去の何作かで共演している気心の知れた仲。でも、今回は、ギター一本で勝負です!
選曲もオリジナルはなしで、スタンダード、ミュージシャン曲、レディオ・ヘッドの曲まである。。

オープナーはショーターの「The Big Push」。ユニゾン部分を低音の効いたコード奏法で分厚くカバーし、シングルノートの高速フレージングにつなげていく。ベースとドラムがきっちりサポート、3人でいい塩梅。マルグリュー・ミラーの「For Those Who Do」、美しいギターのライン、高速のフレージングに痺れる。儚さと繊細さ、そして、、少し尖った感覚を残す「You Must Believe in Spring」。
光景が一変、MPB的美しさとメロウな雰囲気をもった「Cluve Da Esquine No. 1」。
スタンダード「April in Paris」は、大胆にアレンジ、丁々発止のやりとりが熱い。
一転、情感たっぷりにメロディアスな演奏「A Time for Love」。
広がるイマジネーション、よどみないフレージング、ストレートにその実力をみせつけるパーカーの「Perhaps」、。
終演は、レディオ・ヘッドの「Glass Eyes」、多重録音もとても効果的。翳りのある浮遊感ある美しい演奏が心に沁みる。この曲や4曲目は、特に曲から広がる風景を描きだすのが素晴らしと思います。。

歌うようにピッキングし、超絶だけどメロディアスに演奏するギターを堪能してください。
もちろん、力強く支えるベースとドラムも素晴らしい。
現代ジャズギターの雄、ギターで真っ向勝負でしたね。


1. The Big Push
2. For Those Who Do
3. You Must Believe in Spring
4. Clube Da Esquina No. 1
5. April in Paris
6. A Time for Love
7. Perhaps
8. Glass Eyes

Mike Moreno (g)
Doug Weiss (b)
Kendrick Scott (ds)

今日のおまけは、「The Big Push」の録音風景。

今週は、地元新潟ででライブ三昧なんですよ。
しかも、すっごくバラエティに富んでるです!
たのしみ♪

んじゃ、退散♪

2017年11月11日 (土)

神聖な響き… 『Goldbrun / Yuri Honig Acoustic Quartet』

Goldbrun


オランダのサックス奏者、ユリ・ホニング。少し前に、この新譜のツアーで来日してましたね。
悠然とした演奏は、知的な側面とムーディな側面を併せ持っていると思います。
新譜のテーマは「欧州の神秘、神話と自然へのオマージュ」だそうで、リーダーのホニングのサックスはもちろんのこと、ECMからリーダー作をだしているヴォルフェルト・ブレデローデの硬質で透明感あるピアノが見事にはまっています。
1〜7までホニングのオリジナル。8はボウイの『世界を売った男」よりAfter all。

オープナー「Goldbrun 」、ゆったりとしたサックスに心が落ち着く。短いけど、アルバム『Goldbrun』の世界への導入口。
ざっくりと空気を含んだサックスの音色、クリスタルな音色のピアノ。少し高揚感ある演奏に胸がときめく「Goldbrun II」。
静謐なピアノのソロの演奏から始まる「Goldbrun III」の美しさ、荘厳な響きを感じるサックス。静かな空間に浮き上がる神秘的なメロディ「Goldbrun IV 」。
サックスの独奏からはじまる「Goldbrun V」、どんどん別世界に惹き込まれる。
哀愁漂う「Goldbrun VI 」、深遠な世界。終演は、天を仰ぐように歌いあげられる「Goldbrun VII」。
日本版、ボーナストラックはボウイの「After all 」。ボウイの孤独の世界がアルバムの最後にぴったりとはまる。まるで、ジグゾーパズルの最後のピースがはまったように。。

どこか達観した世界観で、演奏に激しさはないのに、激しく心を揺さぶるものがあります。
そして、ブレデローデの美しさを再認識いたします。秋の深夜にどうでしょ。


1. Goldbrun
2. Goldbrun II
3. Goldbrun III
4. Goldbrun IV
5. Goldbrun V
6. Goldbrun VI
7. Goldbrun VII
8. After all (Bonus Track)

Yuri Honing (ts)
Wolfert Brederode (p)
Gulli Gudmundsson (b)
Joost Lijbaart (ds)

今日のおまけは原盤がでている ChallengeRecordsの新譜トレーラー。
原盤のジャケットはかなりインパクトがありますよね。

冬の寒さを思い出す季節になりましたね。
忘年会やらクリスマス会やらの打ち合わせの時期でもあります。

んじゃ、退散♪

2017年11月 7日 (火)

ウードが描き出す世界 『Blue Maqams / Anouar Brahem』

Blue_maqams


チュニジアのウード奏者アブラム・ブラヒム。ECMからの新作は、旧友デイブ・ホランド、ホランドの朋友ジャック・ディジョネット、そして、イギリスのピアニスト、ジャンゴ・ベイツの参加。全曲、アブラムのオリジナル、70分超え。

オープナーは、ウードの深い音色に誘われる「Opening Day」。いきなりエキゾチックで哀愁満載の空間に。ベース、ドラム、、そして、ピアノもその世界観を創り上げて行く。ウードに合わせて繊細に、、闇の濃淡、陰影をつけて行く「La Nuit」。
タイトル曲「Blue Maqams」、ウードの深く暗い音色が語りあげる世界。
アップテンポで歌うウードに、名手たちの技術と熱さを感じるサポート、ひと叩きで場面を変えるディジョネットがかっこいい「Bahia」。
短く儚く美しいピアノとウードのデュオ「La Passante」。
2分近いウードの深いソロから、、一転、バンドが変拍子で動き出す「Bom Dia Rio」、後半ホランドのベースソロが畝ります。
アラブ世界とベイツの左手、低音が不気味に融合する「Persepolis's Mirage」。
非常に静謐なピアノとウードのデュオ「The Recovered Road To Al-Sham」、時の流れを忘れます。
終演は、ベースとウードのデュオから始まる「Unexpected Outcome」、カルテェット演奏とともに一瞬歌が遠くに入り良いスパイス。

アブラムのウードを中心に、アラブの世界とジャズの世界をスムースに行き来する猛者たち。
そのミステリアスでエキゾチックな世界を堪能してください。曲によっては、丁々発止の名手たちの演奏もあり。

不思議な世界ですが、かなり癖になります♪

1.Opening Day
2.La Nuit
3.Blue Maqams
4.Bahia
5.La Passante
6.Bom Dia Rio
7.Persepolis's Mirage
8.The Recovered Road To Al-Sham
9.Unexpected Outcome

Blue Maqams (oud)
Dave Holland (b)
Jack DeJohnette (ds)
Django Bates (p)

今日のおまけはECMの新譜トレーラー。
まぁ、ちょっと、音だけでも。

クリスマスのアルバムが届き始めました。
今年は、外山安樹子さんがトリオでクリスマスアルバムだしました!

★ Snowing Town〜Akiko Toyama Trio plays Christmas Songs〜 ★

んじゃ、退散♪


2017年11月 4日 (土)

難曲揃いだった、、「Miho & Fabio Special Live at Monk's Mood Jazz Club (11/2)」

Miho & Fabio Special Live at Monk's Mood Jazz Club (11/2)
Fabio Bottazzo (g) Miho Nozawa (p)

Mihofabio

一昨年からはじまったこの2人のクリスマスライブ。
前々回前回ととても好評でした。
しかし、野沢美穂ピアニストが、生活の基盤をNYCに移すことになり、クリスマスの季節には、帰国できないとのことで、、今年は11月のこの日にお里帰りデュオライブとなりました。
今回は、過去2回にお世話になった方々もご招待して、新しく駅南にできたMonk's Mood Jazz Clubでの開催、満員のお客様にいらしていただき、大変盛り上がりました!

オープアナーは、みんな大好き「James」!ギターがテーマをなぞれば、ピアノは彩る、ピアノがテーマをなぞれば、ギターが彩る。スムースに役割交換をしながら、最初は、少し硬さもみられたけど、次第にほぐれて行く感じもライブの醍醐味。ピアニストも自身のアルバムで選曲しているだけに2人のライブのオープナにぴったりな曲。
ファビオさんの楽しいMCの後は、ハーシュの「Down Home」。音が踊り出すような楽しい曲だけど難曲に挑戦。ワンフレーズづつちょっとずれて重なるような部分から、裏表を進めながらも、対位法的に2人で進む場所もあり、それは密度の濃い演奏でした!
近況報告を兼ねての美穂さんのMCの後は、彼女のNYCのオススメの紅葉ポイント付きで「Autumn in New York」。様々な美しい光景が浮かび上がるような透明感のある演奏。そして、メルドー&メセニーのデュオに入っていた「Bachelors III」。マイナーでクールな曲調を、やはり、同時進行もありつつ互いに絡み合いながらジャジーな世界を共有。1セット目最後の曲は、チック・コリアの「Armando's Rhumba」!ラテンの哀愁を秘めながらも高速で疾走する2人のかっこよさ!観客もわくわく、どきどき。いやいや、ファビオさんは普段は日本人以上に日本抒情に満ちた人なのですが、ここは彼がラテン系の人であることが証明されたパッションある演奏!

と、15分ほどの休憩となりました。
追加ドリンク頼んだり、写真撮ったり、PAの話になったりと、、皆さん和気あいあい。

2セット目はジョンスコ・フィールドの曲で始まりました。(タイトル失念)
美穂さんのブラジリアン・アンサブルの先生だったレニー・アンドラーヂの「Estamosu Ai」。これも、上に下にへの難曲。素晴らしかったです。
そして、美穂さんのオリジナル曲「雪の予感」。日々の機微、繊細な心模様を表現した曲。ふたりにぴったりな曲。心情描写のはいった繊細な演奏が続きました。
続いて、ファビオさんのオリジナル曲「Remembering Nino Rota」。故郷の偉大な作曲家に想いを馳せたノスタルジックな雰囲気のエレガントな曲。ちょっと、ユーモラスな奏法もとりいれて、お2人とも工夫の多い楽しい演奏。
終演曲は、ハーシュの「Free Flying」。これも、本当に楽しい曲なんですが、もう、階段を一気に上がったり、下がったりの、まさにFree Flyingの曲。ここまでくると、2人もあたたまっていますので、ギターもピアノも2人づつ?いるんじゃないかと思うほどの絶好調!やんや、で終演。

そこに、アンコールの拍手!
なんと、アンコールはお2人からのサプライズで、「Christmas time is here」!!
それは、透明感のあるあたたかな演奏で、胸にジンと沁みました。
ありがとうございました。m(_ _)m


音楽はお人柄を反映しますよね。100%とは言わなくても、出てくる音は嘘つけない。。と、思っているのですが、、。
互いに良いと思っていても、なかなか、演奏するチャンスのない難曲に挑戦してくれ、奮闘している姿はワクワクします。
難曲揃いでしたが、テクニックを前面にだすのでなく、あたたかな感情が伝わってくるライブでした。
そういう姿を通して、二人の演奏は本当に心があたたまります。

状況的には困難でも、細々でも、今後もずっと続けて欲しいです。。

んじゃ、退散♪

2017年11月 3日 (金)

ジョナサン・ブレイク、デビッド・ギルモアも参加 「Reflections / ERIKA (Erika Matsuo)」

Reflections


ニューヨーク在住17年の日本人ヴォーカリストの新譜。
前作、「Nostalgia」をクラウドファンディングでリリースした際に、ちょこっとご協力しました。見事、新譜をリリースして、手書きのお礼がそえられて「Nostalgia」が我が家にやってきたのです。で、新潟にライブに来た時には、ライブに行きたかったのですが、、なかなか、参加できず、、
先日、やっと「Erika Japan Tour 2017 ハロウィン Special Night in 器」に行くことができました。もう、大満足。

CDで聴いていた伸びやかで明るい、コク(酷)のある歌声。奥行きを感じます。素晴らしいリズム感でバンドをリードして、様々なシュチュエーションをつくっていきます。キレッキレの高速スキャットとか、リズム隊を煽っているとしか思えんかった。。お師匠さまのシーラ・ジョーダンのように自由に羽ばたくのがお好きなようで、状況に応じてどんどん変化して行く感じも好き。感情表現も細やかで、日本語の歌にもぐっときました。
あと、選曲もよかったです。ミルトン・ナシメントやバーデン・パウエルの名曲、スタンダード、オリジナル、カバー曲と観客も巻き込んでの圧巻のパフォーマンス。それに応える地元のサポート陣の方々も素晴らしかったです。
ハロウィンの衣装も可愛らしくて、握手とハグ、新譜、旧譜にサインをいただいて、打ち上げにまで参加させていただいて帰ってきまた。

その時買って来たのがこの新譜。10月に発売になったばかりです。
トレイにのせて、オープナの「Serrado」がかかった瞬間虜になりましたね。
一緒に踊りだしたくなる、そして、バックの演奏の素晴らしいこと。
渡米17年間のNYC人脈素晴らしい♪ 気さくで明るいお人柄を反映してか、私たちが知らない素晴らしい才能がたくさん聴けます。
楽器のソロがでてくるたびに、これは誰なんだ!と確認しちゃうほど。

あのジョナサン・ブレイクが半分ドラム叩いています。デビッド・ギルモア(ジャズの方)もアレンジに演奏に活躍してます!
特に、ジョナサン・ブレイクは、ながらくトム・ハレルのバンドのドラマーだった方ですし、リーダー作では、クリポタさまとマーク・ターナーっていう二色を使ったコードレスのアルバムとかだしておりまする愛しのドラマーさまの1人でございますから、もう、燃えてしまうわけで。。 ギルモアの高速フレーズ弾きまくりとか。。
そんなハードドライビングな演奏に乗って飛翔するエリカさまに惚れ惚れします。かっこええです。

また、「Caravan」のように手垢に汚れた曲も、彼女のミステリアスな雰囲気にぴったりなアレンジになってたりと、目が離せません。
「Lullaby Of Birdland」を聴いている時に、後ろで誰かハモってるかと思ったら、、ぴったりヴォーカルにユニゾンしてたアルトだった。。汗  もう、驚くことが満載です。
オリジナルでタイトル曲「Reflections」が、ヴィブラフォンの入ったポップな曲。目の前が開ける感じがとても好き。
終演は、「ひこうき雲」。ストレートに歌い上げる姿は、ニューヨークで頑張る彼女の姿そのもの。とても、感動的。

未来を信じて、今を一生懸命生きて行く、等身大の彼女。
そして、彼女が置かれている音楽的な状況もバックの演奏でよくわかります。
決して、売れっ子を集めただけの薄っぺらなアルバムではなく、しっかりした筋書きを感じます。
そして、フレンドリーな愛も。

たくさんの才能が集まったNYC!刺激をうけながら頑張ってください!


1. Serrado
2. Caravan
3. Inútil Paisagem
4. Reflections
5. Now You Are Not Here
6. Spain / I Can Recall
7. Moonlight Butterfly
8. Lullaby Of Birdland
9. Always -Reflections-
10. Autumn In New York
11. LIFE
12. Mas Que Nada
13. Hikoukigumo ひこうき雲

ERIKA/ Erika Matsuo (Vocals & Compositions)
Art Hirahara (Piano,Rhodes,Synth & Arrangements)
Helio Alevs (Piano)
Juancho Herrera (Electric Guitar& Arrangements )
David Gilmore (Acoustic,Electric Guitar & Arrangements)
Essiet Okon Essiet (Acoustic Bass)
Leo Traversa (Electric Bass)
Tyler Blanton (Vibraphone)
Steve Wilson (Alto & Soprano Sax)
Paulo Levi (Tenor & Soprano Sax)
James Zollar (Trumpet)
Josh Deutsch (Trumpet)
Itai Kriss (Flute)
Keita Ogawa (Percussion & Drums)
Johnathan Blake (Drums)

Special Guests:
Monday Michiru (Composition)
Yusuke Hirado (Composition)
Carlton Holmes (Co-song writer)
Toru Dodo (Arrangement)
Yuri Juárez (Arrangements)
Nicholas Hammond (Co-writer)

ちょっと、めんどうなんで、、某音楽サイトからコピペしてしまいました。m(_ _)m

今日のおまけは、新譜のトレラー。

んじゃ、退散♪

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